今年上半期、乗用車の需要が伸び悩み
今年上半期の自動車工業の生産・販売状態は例年と同様好調で、生産台数は101万9600万台(昨年同期比14.76%増)、販売台数は99万3千台(同17.1%増)となっており、通年の生産台数はおよそ200万台となることが見込まれている。
上半期の自動車の生産・販売については、以下のような特徴が見られた。
1.月次の生産・販売情況のバランスが悪い。1月からの2ヶ月間は販売が伸び悩み、3月からの2ヶ月間は回復、5月からの2ヶ月間は販売台数の増加が頭打ちとなった。
2.マイクロ・バスなどの業務用乗用車が自動車産業のけん引役となった。上半期の業務用乗用車の生産台数は34万9900台(同49.34%)、販売台数は33万7200台(同52.53%)、自動車全体の生産台数の88.12%、販売台数の79.82%を占めている。そのうち小型業務用車の生産台数は21万7700台、販売台数は20万7000台。
3.乗用車の需要が伸び悩み、販売台数は1万2373台のみ増加し、増加率は5.77%に留まった。
4.貨物用ディーゼル車の販売台数の伸び率は8.71%、大型トラックの増加幅が70.87%となり、社会固定資産投資の増加および堅調なインフラ建設を示している。
中国自動車工業協会の張書林・常務副理事によると、自動車業界は今年下半期、@消費政策の実施により、自動車消費環境の改善、Aガソリン税、自動車購入税が正式に実施され、ガソリン価格の引上げにより自動車ユーザーの負担が増加、B一部の地方でディーゼル車の使用を制限し、自動車の需要にマイナス影響を与えている、C乗用車価格の値下がりを期待する消費者心理を正確に把握し、新型車を次々と開発させるなど、以上4つの問題に注目していく必要がある。特に都市部での環境保護への関心に応え、消費者が購入可能な自動車を開発しなければならない。
「人民日報」 2000年7月19日2面
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