中国人民銀行・行長、安定的な貨幣政策の継続を強調
中国人民銀行の戴相龍・行長(総裁)は18日午前、国務院報道弁公室が主催する内外記者会見の席上、「今後の一定期間、中国人民銀行は引き続き安定的な貨幣政策を実行し、通貨の安定に努め、必要であれば流通促進を行なう。貨幣供給量(マネーサプライ)の増加について観測を強化し、国民経済構造の戦略的調整を促し、経済回復を確実にすることを目指す」と述べた。
中国人民銀行の今後の一定期間に取る関連措置について、戴相龍・行長は、以下のように説明した。
1.金融危機の予防と経済成長の支持をバランスよく処理し、貨幣供給量を引き続き安定的に増加させる。通年の貨幣供給量(M2=M1+定期性預金)の伸び率を14%前後、現金通貨と要求払い預金(M1)の伸び率を20%前後とし、貸付金残高を1兆元以上まで増加させる。
2.マーケット主導の金融調整システムを更に改善する。預金利率の自由化を更に進め、中央銀行が決定する利率を基礎に、貨幣市場での利率を参考として、マーケットのニーズにより金融機関の預金利率レベルを定める市場利率システムの確立を目指す。
3.金融運行の効率化に努める。法に基づいた銀行のイノベーションを奨励し、新業務を開拓させる。
4.信用貸付の運用を「てこ」とした経済構造調整を促進する。債務の株式化を引き続き実行し、企業の体制改革を促進させる。信用貸付により中小企業の発展を促す。
5.金融サービスを改革し、西部大開発を支持する。西部でのインフラ建設に信用貸付を大幅に導入する。金融機関に対する西部地区への参入条件を緩和する一方、国際金融組織による西部地区向け貸付を増やすように努める。
「人民日報網絡版」 2000年7月19日
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