中国の鉄鋼業、3段階の構造調整を実行
国家冶金工業局はこのほど、鉄鋼業での構造調整に関する「3段階」計画を発表、中国の鉄鋼業全体のレベルを新たな段階へと向上させ、重点企業を世界先進レベルへと引上げるために、4年から5年の時間をかけて集中的に努力することを明らかにした。
国家冶金工業局の蒲海清局長は、「国内外での鉄鋼企業の構造調整の成功例を分析すると、中国のここ数年間に実行しなければならない主な任務は、製品の構造調整と投資増加による企業技術革新である。また長期的な戦略としては、企業組織の構造調整が欠かせない。関連部門は将来的に、数ヶ所あるいは十数か所の地区を跨いだ大型鉄鋼企業グループを造ることを計画しており、これらのグループでは、市場のニーズに応じた製品の生産分業制を実行し、収益力の低い製品の生産は中止し、無駄を省き、製品開発、コスト削減、競争力向上を進め、最終的には国際的市場に進出することを目指していく」と述べた。
冶金局による、「3段階」計画とは、以下の通り。
1.現在進めるべき作業として、生産力の低い企業を倒産させ、環境汚染がひどい企業、エネルギーの浪費が目立つ企業、製品の質が悪い企業、鋼材市場の秩序を乱している小規模工場などを閉鎖し、生産量をコントロールし、中・大規模企業が公正に競争できる市場を整える。
2.次の段階として、専業化、大量化を原則とした製品生産分業化および技術革新を進め、製品構造の不合理、無駄、エネルギー浪費などの問題を解決する。
3.連携を強め、地域だけでなく国際的に活躍できる企業グループを形成し、グループ内部で製品生産分業化など合理化を図る他、収益力の低い製品の生産をストップするなど、構造改革を進め、収益性と国際競争力を高める。
「人民日報網絡版」2000年7月31日
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