対外経済貿易部長、「中国のWTO加盟手続きは大詰めの段階」
対外経済貿易部の石広生部長は2日、記者のインタビューに応えて、「14年間の努力の結果、中国の世界貿易機関(WTO)加盟作業は大詰めの段階を迎え、現在の重要な業務は中国のWTO加盟協議書に関する多方面での話し合いである」と述べ、中国のWTO加盟が近い将来実現するとの見方を示した。
石部長は、「中国のWTO加盟に関する二国間協議はほとんど終了し、解決しなければならない問題については既に解決されている。協議書に関する多方面での話し合いはこれまでの総括といった意味合いが濃く、これはWTO加盟の障害とはならない。また中国のWTO加盟は中国にとって有利なだけでなく、WTOの加盟国全てにとってメリットがあるため、メンバー国、特に重要な地位にいる加盟国は中国の速やかな加盟を望んでいる」と話し、加盟国の中には、最終段階にある手続きを利用して、中国のWTO加盟を阻止しようとする動きもあるが、このような行動は人々の支持を得られないと強調した。
また石部長は、「一部の国は中国が合意を履行できるかとの懸念を示しているが、無用な心配である。中国は責任ある国で、国際実務でも様々な責任を負ってきた。WTO加盟は中国が改革開放を更に進めるために重要な手続きで、中国が世界経済に参加し、経済のグローバル化に積極的に参加するために欠かせないことである」と述べ、WTO加盟国は市場開放に努めるという合意について、「過渡期の長短はあるが、中国の更なる改革開放という目標および社会主義市場経済を促進するという目的に一致するものであると考えている。WTO加盟は中国が対外開放を進めるに当って、通らなくてはならない新たな道標であり、中国はWTO加盟後、合意を実行に移すだけでなく、自らの必要性に基づいて更なる開放を続ける」と話した。
石部長は、発展途上国である中国がWTOに加盟した直後は、様々な困難と挑戦、具体的には市場開放による挑戦に直面するのは当たり前であると語り、「中国は思想的な準備を十分重ねてきており、挑戦に対処できると信じている。中国が合意事項を実行するのは当然だが、同時にWTO加盟国もWTOの規則に基づき、自らの義務を履行することによって、中国の商品やサービスが国際市場での公平な競争に参加できる環境を整えてほしい」と語った。
「人民日報網絡版」 2000年8月3日
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