1月〜7月の国内ローン残高が増加
中国人民銀行は今年に入ってから、安定的な貨幣政策を続け、経済成長に対する金融市場の重要度が増していると同時に、通貨供給量(マネーサプライ)も増加している。
一部の統計によると、7月末時点の広義の通貨供給量(M2)の残高は12兆6324億元(昨年同期比13.4%増)、狭義の通貨供給量(M1)の残高は4兆7803億(同22.6%増)となった。
7月度、現金新規発行高は150億元、昨年を168億元下回った。1月から7月にかけての7ヶ月間に現金回収は299億元、昨年より294億元増加した。7月末時点の流通中の現金(M0)の残高は1兆3157億元(同17.5%増)となった。今年に入ってから、商品の売上高の増加と順調な国債の発行に支えられ、銀行の現金回収率が大幅に伸びた。
7月末時点の金融機構の各種預貯金残高は計11兆7155億元(同13.9%増)、そのうち個人の預貯金残高は6兆2842億元(同6.3%増)となった。この7ヶ月間の預貯金残高の増加額は累計3486億元と上った。
また同じ時期の金融機構の各種ローン残高は9兆4363億元(同14.1%増)、7ヶ月間の増加額は2337億元となり、各社の生産の向上に役立っている。
期間別には、短期ローンが397億元増加し、伸び幅は昨年同期を179億元上回った。また中長期の流動資金ローンは121億元増加し、伸び率は昨年同期より31億元増え、中長期ローン全体では324億元増加し、昨年同期の伸び率を174億元上回った。そのうちに、インフラ建設のためのローン残高が130億元増加した。
7月末時点の人民元の為替レートは、1米ドル=8.2792人民元、昨年同期より若干人民元高となり、安定的に推移している。
中国人民銀行の関係者は、中央銀行は安定的な貨幣政策を維持していくと述べた。
「人民日報海外版」 2000年8月16日 1面
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