中国ソフトウェア産業、発展の最大障壁は海賊版
30日に発表された研究レポートによると、中国のソフトウェア産業の成長ペースは世界全体の平均成長率を大きく上回っているが、同時にいくつかの要因が業界の健全な発展を大きく妨げていることがわかった。
情報産業部電子知的財産権諮詢サービスセンターとコンピュータ世界市場研究センターが共同で発表した「中国ソフトウェア産業社会環境調査研究レポート」は、この一年間の調査研究をベースにまとめられた。約80社の国内ソフトウェア企業について実地調査を行い、さらに国内のソフトウェア産業に関する統計公報や各市場の研究報告、産業発展計画などを集め、主に政策・法制・市場の環境および世論環境など社会環境の諸要素について研究と分析を行っている。
調査によると、1991年から1999年までで、中国のソフトウェア販売額は4億6000万元から176億元に成長し、これに情報サービスを加えると中国ソフトウェア市場の規模は99年には414億5000万元に達しており、ここ数年の成長率は毎年いずれも20%以上を保っている。市場ニーズが高い、政府が支援している、人的コストが低いなど有利な条件を受けて、ソフトウェア企業の大部分が業界の前途を楽観視している。しかし26%の企業で、著作権侵害行為が同産業の発展にとって大きな障害であると捉えており、19.6%の企業が資金不足を感じている。
現在、ソフトウェアの著作権侵害行為には主に、他人のソフトウェア製品を模造しコピー製品を不法に販売する、PCの販売取次店がハードウェアを販売する際に権利を受けずにソフトウェアを搭載する、権利を受けずにネットワークを通じてアップロードしたりソフトウェアを販売する、末端ユーザーがソフトウェアの著作権を侵害するなどといった形式が見られる。調査に応じたソフトウェア企業は概ね、「末端ユーザーの著作権侵害」が侵害行為のなかで業界に与える危害が最も大きく、その次が「コピー製品の生産」と「コピー製品の販売」であると考えている。
「人民日報」2000年8月31日5面
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