宗教と精神指導者によるミレニアム世界平和サミットが閉幕
4日間の日程で開かれていた宗教と精神指導者によるミレニアム世界平和サミットが現地時間の31日午後、ニューヨークで閉幕した。サミットは平和宣言を採択し、各国の宗教指導者が個人の名義で署名した。
「地球平和への公約」と題するこの宣言は、国連と世界の各宗教が人類の尊厳、正義、平和に共通の関心を持つことを明確に規定した。宗教はこれまで世界の平和に貢献してくると同時に、分裂や敵意を生み出してもきた。世界には戦争、暴力、破壊が絶えず、これらが宗教の名の下に行われることも多々あった。互いに協力し合う世界では、すべての個人、組織、国家も単独では成り立たなくなっている。我々は一つ一つの行動が世界の共同体に影響を与えることに注意する必要がある。文化と宗教の多様化を認め、相互尊重と相互理解の精神に従ってはじめて、世界は真の平和を獲得することができる。そのために世界の宗教指導者は以下の項目を承諾する。
(1)国連と協力し、平和の目標を追求する。
(2)口頭だけでなく実際の行動で、道徳・精神的価値を認める。すなわち、生命、各人に内在する尊厳を大切にし、人々が暴力のない世界で生活できるようにする。
(3)宗教と人種差別による紛争を非暴力によって管理・解決し、宗教の名を借りた暴力活動を非難する。
(4)各国に宗教の自由を尊重し、和解、寛容を呼びかける。
(5)人類がグローバルビレッジの素晴らしい生活を求める責任感を喚起する。各宗教、人種、性別はすべて、教育、医療保健の権利を獲得し、持続的な保証のある生活を求める権利を有している。
(6)国内、国家間の財産の公平的な配分を促進させ、貧困を撲滅し、貧富の格差拡大の傾向を是正する。
(7)各コミュニティーに対し、地球生態システムと各種生物を保護して、環境保護を支持することをすぐに行動に移すように教育する。
(8)世界の造林運動を展開・促進し、この環境回復の具体的手段で、植林造林計画の輪を広げる。
(9)国連とともに各国の核兵器や大量破壊兵器の廃絶を呼びかけ、行動に移す。
(10)環境を破壊させ、人々の生活の質を低下させる技術応用、商業行為に反対する。
(11)コミュニティーに内在する仁愛、同情、服務、羞恥心などを含む、平和な社会を築くための基礎となる平和の価値を促進していく。
「人民日報網絡中心」2000年9月2日
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