ヘッドラインニュース    2000.09.08

 
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ミレニアム・サミット:江沢民主席、世界のグローバル化について言明

  現在開催中の国連ミレニアム・サミットに参加している江沢民国家主席は7日午前、グループ討論会に出席し、人権および主権の関係に関する中国政府の立場について、以下のように説明した。

  55年前、サンフランシスコで採択された「国連憲章」には、人権の尊重と主権の平等という2つの原則が定められている。

  新世紀および新たなミレニアムを迎える現在、各国はこれらの原則について改めて考える必要がある。人権の実現と享受は全人類が求める理想であり、人権の促進と保護は各国政府の神聖な職責である。あらゆる国家は、国際人権文書を遵守して自国の国情や関連の法律に基づいて、自国の国民の人権および基本的自由の保護と促進に努めなければならない。また各国の主権は平等であり、相互に尊重されるべきで、内政干渉を受けないなどの原則は、現代の国際関係における基本的な準則である。国の大小、貧富、強弱を問わず、全ての国家は平等である。自国の主権と安全を守ることは、あらゆる国家の政府および国民の神聖な権利である。各国の国民は国情に合った社会制度や発展の方法を自ら選択する権利があり、自らの生活を創造することができる。

  中華民族は昔から人間の尊厳と価値を尊重してきた。中国は多くの発展途上国同様、近代史上長期にわたり、外国による侵害および屈辱を受けてきた。中国人民は、国家の主権が保障されなければ、人権はさらに侵害を受けるということをよく知っている。そのためわれわれは、中国人民が長期間の闘争の結果、命と引き換えに獲得した人民解放および国家主権を非常に大切にしている。このような経験はほかのあらゆる国家にも当てはまると信じている。現在の中国が大きな活力ある国家へと変貌したのは、中国人民が自由と民主を手に入れた結果である。歴史や現実から、国家主権は、国民の人権を守るための前提であり保障であることが分かる。国家主権と人権は対立するものではなく、支え合うものである。

  世界は豊富多彩である。各国国民は様々な発展の道を歩んできた。また各国の経済レベル、文化的背景、社会制度、価値観、またそれらに基づく生活方法は異なっており、このような違いこそが世界の多様化の現れである。それぞれの違いを認め合い、違いがあるからこそ進歩できることを認識しなければならない。中国は世界の国々と、学び合い、助け合い、ともに手を取り合って、新世紀における平和かつ繁栄した素晴らしい世界を作り上げることを望んでいる。

  「人民日報」 2000年9月8日 1面

 


江沢民主席、安保理の役割などの問題について中国の立場を表明
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