江沢民主席、安保理の役割などの問題について中国の立場を表明
国連安全保障理事会首脳会議が7日、ニューヨーク国連本部の安保理会議ホールで行われた。今回の安保理首脳会議は1992年以来2度目。
会議のテーマは「国際平和と安全の維持における国連の役割、とりわけアフリカにおける国連の役割確保」。安保理理事国15ヵ国のうち、9ヵ国の国家元首、5ヵ国の政府首脳、1ヵ国の外相が会議に出席した。会議に出席した江沢民主席は安保理の役割と改革、国連の平和維持、アフリカ問題などについて演説を行った。
江沢民主席は「矛盾や衝突を有効に解決し、恒久的な平和と共同の安全を実現するには、『国連憲章』の主旨と原則を厳格に守り、対話や交渉、協議を通じて紛争を解決していかなくてはならない。なにかと武力を行使し、『人道主義』を利用して他国の内政に干渉することは、『国連憲章』の主旨と原則に反するだけでなく、著しい悪影響を生み出すことになるだろう。安保理の国際平和と安全の維持における責任は重く、安保理は国際組織による安全保障システムの核心である。我々は安保理の権威を共に守り、これを損なわないようにすると同時に,安保理の役割を強化し、これを弱めないよう共同で取り組まなければならない」と強調した。
江沢民主席は演説の最後に「中国は国連のその他の加盟国と共に、国際平和と安全維持における安保理の役割強化に努力すると同時に、地域紛争の解決における安保理の努力を支持、安保理のアフリカ諸国に対する支持の強化を推し進めていきたい」と重ねて表明した。
中国代表団は最終文書の作成協議に積極的に参加。中国の要求に基づき最終文書に、「国連憲章」に照らして各加盟国の国家主権、政治的独立、領土保全を尊重し,国際関係で武力行使、または武力による威嚇を禁止し、国際紛争の平和解決を図るなどの内容が盛り込まれた。
「人民日報海外版」2000年9月8日1面
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