在中国日本大使、朱首相の訪日について語る
在中国日本大使の谷野作太郎氏は29日記者のインタビューに応じ、中国国務院の朱鎔基首相が今月訪日することについて、その意義は大きく、日本側は朱首相の訪日をきっかけに、21世紀に向けた日中友好協力関係の今後の発展の重点をさらにはっきりさせたいと期待していると述べた。
日中両国の協力関係について谷野大使は次のように述べた。「21世紀に向けた日中友好協力関係を発展させることは、アジア・太平洋地域および国際社会全体の平和と繁栄のために日中両国が尽くすべき責任と義務である」。
「日中国交正常化から30年近くの間、両国の友好協力関係は「想像を超える発展」をなし得てきた。両国指導者間の往来と対話は途切れることなく、経済貿易関係では中国にとって日本は第一の貿易パートナーとなり、日本にとって中国はアメリカに次ぐ第二の貿易パートナーになった」。
「日中両国の経済の相補性が強く、このことは日中貿易が急成長している重要な原因になっている。中国のWTO加盟後は、両国間貿易がさらに発展するだろう」。
日中双方の経済技術協力について谷野大使は、「中国の安定と発展は、アジア・太平洋地域および全世界の平和と発展にとって極めて重要である。このため日本は中国の改革開放を一貫して支持しており、1979年から中国に対し総額約2000億人民元に上る資金協力を行ってきた。こうした協力は鉄道、道路、港、空港などインフラ整備や、また農村の貧困救済、環境保全、医療保健、国有企業改革などの分野にも及んでいる。今後は協力の重点を貧困救済、環境保全、穀物生産などにおく予定である」と語った。
その他分野の両国の交流に関して谷野大使は、「21世紀を控え、両国の青少年はもっと交流を深めるべきだ。また経済・文化・軍事などの面でも交流を拡大していくべきである」と述べた。
「人民日報」2000年10月1日2面
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