森首相、「日中友好関係の発展を希望」
日本の森喜朗首相は12日、日本に駐在する中国人記者のインタビューを受け、朱鎔基総理の訪日を心待ちにしているとした上で、「友好協力パートナーシップ関係の発展を希望する」と述べた。
森首相は、「朱鎔基総理の訪日により、@1998年に行われた江沢民主席の訪日の際、両国首脳が同意した『平和的で、発展を続ける友好協力パートナーシップ関係』を強固なものとし、さらに発展させる、Aまた同じ時期に両国首脳が合意した、33の協力プロジェクトの成果を確認し、実行を促進する、B両国間の問題だけでなく、地域的かつ世界規模での問題における協力を強化する、といった3点での成果を特に期待している」と語った。
また森首相は、「我々は新世紀の扉の前に立っている。双方は、『21世紀に向けた日中友好協力パートナーシップの確立』についての、1998年の日中共同宣言に基づき、友好協力関係の強化、ならびにアジア地域および世界の平和と発展のために、共に努力しよう」と呼びかけた。
日中関係の現状について森首相は、1972年の国交正常化以来、体制の違いを超えて発展を続けていると評価した。また、「江沢民主席が今年5月に発表した演説の中で述べたように、両国民の関係は隣国としての友好関係が主流である」と述べ、日中関係についての日本の立場には何の変化もないと話した。
今後の日中経済協力については、「中国の経済のバランスの良い発展を支援するという観点から、日本政府は発展が遅れている中国内陸部を重視しており、内陸部とも協力を展開している」と述べた。中国の西部大開発への協力について、森首相は、「朱鎔基総理の訪日期間中に具体的な成果を挙げたい」と述べたほか、日中間の情報技術協力の発展についても大きな関心を寄せていることを明らかにした。
「人民日報」 2000年10月13日 6面
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