 |

|
 |
台湾「陸委会」前主任委員、1992年の共通認識を強調
台湾の「行政院大陸委員会」前主任委員の蘇起氏は10日開かれたあるシンポジウムの席上、「1992年の共通認識」は両岸が50年に及ぶ努力を経て、到達することができた唯一の政治的妥協点であり、両岸のこう着状態を打破するための最良の選択でもあるとし、台湾当局に対して「1992年の共通認識」に立ち返り、陳水扁に対して「中国人であること」を否定する極端な立場を改めるよう呼びかけた。また「台湾当局は、両岸の『三通(直接の通商、通航、通信)』が速やかに実現するよう、政策を見直すとともに、両岸の政治・経済関係の発展に努めるべきだ」と述べた。
蘇起氏は両岸問題の課題は「ひとつの中国」を受け入れるかどうかにかかっているとし、国民党が与党を担当していた際の『1992年の共通認識』は『それぞれ表明』ではあるが、『ひとつの中国』が堅持されている」と説明し、「当局は『ひとつの中国』を受け入れたくないと考えているかもしれないが、たとえ曖昧な形であっても『1992年の共通認識』を受け入れ、双方の緊張関係を緩和すべきだ」と語った。
新政権の指導者・陳水扁が「中国人であること」を否定する極端な立場を採っていることについて、蘇起氏は、「台湾政権の指導者としてこの問題で柔軟な姿勢をとることがなければ、陳水扁への批判を続けるつもりだ」と話し、「『中国人である』という概念は守らなければならない。『類似中国人(中国人に似通っているという意味)』といった考えも不適切である」と述べた。
「人民網」 2000年12月11日
|
|