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  更新時間:2001年04月05日14:26(北京時間)

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      右翼学者が編纂した中学歴史教科書が文部科学省の教科書検定で合格した問題で、外交部の唐家セン部長は4日、日本の阿南惟茂・駐中国大使と会見し、日本政府に対する厳重な申し入れを行った。唐部長は会見の席で、以下のように語った。

      今回の教科書問題が浮上して以来、中国側は、中日関係の政治的基盤を維持する立場を貫き、様々なルートを通じてこの問題に対する深刻な懸念を繰り返し表明してきた。日本側に対して、「中日共同声明」や「中日共同宣言」の原則に厳格に従うよう求め、歴史問題に関してこれまで表明した厳粛な公約を実際に履行し、このような「皇国史観」を公然と宣伝し、侵略の歴史を否認、美化した教科書が登場することを防ぎ、日本とアジア近隣諸国の関係を悪化させないよう、また国際社会での日本のイメージを損なわないよう求めてきた。ところが、日本側は中国側のこうした厳正な立場を顧みず、この教科書を通過させることを決めた。これに対して、中国側は強い不満と憤りを表明する。

      日本の右翼勢力がでっちあげたこの教科書は、多くの修正が加えられたとはいえ、その荒唐無稽な論調はなお変わっていない。このことから、日本の右翼学者らがこの教科書をでっちあげた目的は、侵略の歴史を否認、美化し、日本の若い世代に荒唐無稽かつ危険な歴史観を植え付けることだということが良く分かる。このような教科書が教育現場に一旦登場すれば、日本の歴史教育を毒し、日本の行く末にとって深刻な懸念となるだろう。

      今回の教科書問題は、1980年代に起きた2度の教科書問題に続き、日本の歴史問題上に再浮上した深刻な政治問題であり、日本国内に侵略の歴史を否定、美化する極右勢力が今なお存在することが明らかになった。今回の問題を引き起こしたのはこうした勢力ではあるが、日本政府もその責任を免れない。今回の教科書検定過程において、日本側は、右翼学者が持つ歴史観は日本国内ではごく一部の人々に限られたもので、大多数の国民の意思を反映したものではなく、日本政府は1982年の『近隣諸国条項』や1995年の『村山談話』の精神にもとづいてこの問題に対処すると繰り返し説明してきたが、史実を歪曲し、アジアの被害国民の感情を侮辱したこのような教科書が、あろうことか検定で合格してしまった。こうした状況から、中国政府や中国人民は、歴史問題に関する日本政府の立場に疑問を感じざるを得ず、我々は、日本側が歴史問題に関してこれまでに表明した厳粛な態度や公約が信頼できるものかどうか疑わざるを得なくなった。

      日本軍国主義による侵略の歴史を正確に認識し、正面から向き合うことは、中日関係における重要な政治的基盤である。真摯な気持ちで歴史を教訓としてこそ、未来をきちんと見据えることができる。今回の教科書問題が中国人民の感情を著しく傷つけ、両国関係の正常な発展を妨げたことを指摘せざるを得ない。我々は、日本の内閣官房長官と文部科学大臣が昨日、歴史問題に関する日本の立場を再度表明したことに注目している。日本側が言動を一致させ、即刻有効な措置を講じて、今回の教科書問題により生じた悪影響を解消し、実際の行動を持って中日関係の大局を守るよう強く求める。

      「人民網日本語版」2001年4月5日

      

      

      

      

           ML中日網橋     自由発表



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