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唐家せん外交部長、「衝突事件はまだ解決していない」
米偵察機による中国軍機衝突事件の処理で、米政府により全権を委託されているプリアー駐中国大使は11日午後、米政府を代表して中国外交部の唐家せん部長に向けてお詫びの書簡を手渡した。
書簡では、ブッシュ大統領およびパウエル国務長官は、中国軍機の操縦士が行方不明となったことならびに軍用機が墜落したことについて遺憾の意を示したと記されている。「中国人民と王偉操縦士の家族に深くお詫びすると同時に、米偵察機が事前の許可を得ずに中国の領空を侵犯し、中国国内の飛行場に着陸したことについて、中国側に深くお詫びする」としたうえで、米偵察機乗員に対する中国側の適切な措置とその努力に感謝するとの米側の考えが示されている。書簡では、sorry「お詫び」という表現が使われている。
唐部長は書簡を受け取り、「米偵察機による中国軍機衝突事件が発生した後、中国側は一貫して、国際法および中国法の関連規程に照らして、冷静かつ辛抱強い方法で事件の処理に当たってきた」と語った。中国側関係者は人道主義的精神に則り、米偵察機乗員24人を適切に扱ったほか、駐中米国大使館や領事館職員による数回に渡る対面を許可した。唐部長は、米側が書簡の中で乗員の扱いについて感謝の気持ちを示していることに注目し、プリアー大使に、「中国側は米国民と乗員の家族が、乗員24人の速やかな帰国と家族との対面を望んでいることを承知している。米政府が中国人民にお詫びしたのを受けて、人道主義的立場を考慮し、中国政府は必要な手続きが終了次第、乗員の帰国を許可する」と通知した。
唐部長はさらに、「米偵察機による中国機衝突の結果、中国人操縦士が行方不明になっている。また偵察機は事前の許可を得ずに中国の領空を侵犯し、中国国内の飛行場に着陸した。この事件はまだ解決されていない。中米双方は、この事件およびその他の関連問題について引き続き話し合いを行っていく」と述べ、中国政府および人民は米側に対し、今回の事件について中国人民にきちんと説明し、航空機による中国近海での偵察活動を停止するとともに、類似事件の再発防止のために確実かつ効果的な措置を採るよう求めると語った。さらに「米側はこの事件の重大性を十分に認識し、中国側の厳正な立場を真剣に受け止め、事件を適切に処理するとともに、誤った判断を下して両国関係がさらに悪化することを防がなければならない」と強調した。
「人民網日本語版」2001年4月11日
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