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豪世論 米のNMD配備に反対
オーストラリアの「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙と「オーストラリアン」紙は7日、それぞれ署名入りの文章を掲載し、米国が配備を進める米本土ミサイル防衛(NMD)システムについて「世界の安全保障と均衡を破壊する」と指摘した。
オーストラリア国立大学のセカール教授(政治学)は「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙に文章を発表し、冷戦後の米国主導による政策が欧州の米同盟国を含む国際社会に不安を与えていると指摘した。
同教授はブッシュ政権誕生後、この傾向がますます強まっているとし、「NMDが配備されれば、世界における米国の軍事力は強化され、国際秩序は米主導に変わり、その他の国の声が抑えられる可能性がある」と指摘。
世界秩序にとって「均衡」が重要で、各国は秩序の安定性と継続性で一国による支配から解放されるべきと強調した。
そのうえで同教授は「一国による支配には不安定性がある」とし、米国の軍事力強化につながる行為に反対していく必要性を強調した。
「オーストラリアン」紙も同日、同紙国防担当記者の文章を掲載、ブッシュ政権が配備を進めるNMDについて、「米国の高慢さを示すもので各国が懸念を示している。NMDは世界の安全保障に役立たないばかりか、さらに危険を拡大させるだけだ」と指摘。同紙はさらに、オーストラリア政府はNMD配備に対する脅威と懸念を表明すべきだと指摘した。
「人民網日本語版」2001年5月8日
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