 |

|
 |
日本からの輸入貨物の木材梱包、害虫付着や申告違反が深刻
深セン、上海、広東、天津、北京、江蘇の6カ所の出入境検験検疫局ではこの1ヵ月間に、日本から輸入された貨物の木材梱包に松食い虫が付着していたり、偽の木材梱包申告がされているケースを430組摘発した。こうした状況を受けて、国家質量検査総局は「日本から輸入された貨物の木材梱包に対して、今後も厳しい検査や検疫を行い、中国の林業や環境の安全確保にあたる」としている。
現在、日本から輸入される貨物の木材梱包には害虫被害や違反行為が目立ち、中国の林業や環境にとって脅威となっている。昨年1月1日から今年5月15日までに、深センの貿易港だけでも127組から害虫が検出されている。また、関係部門は、深センの貿易港から荷揚げされた日本からの輸入貨物の木材梱包に違反が集中していると指摘している。日本企業は必要な証明書や申告を違法に作成しており、貨物の木材梱包の実情を偽っている。深セン検験検疫局が2000年に受理した日本からの輸入貨物検査は12万組あったが、うち何の証明書や申告も行っていないものが2万6000組あり、日本から輸入される貨物全体の21%にのぼった。1599組に対してサンプル検査を実施したが、日本企業が針葉樹を使用した木材梱包であると申告した貨物のうち、実際に針葉樹だったのは1205組で、偽の申告が75%を占めた。さらには、日本側が偽の熱処理証明書を作成するケース且つ書式が整っていないケースが多々あった。深センの貿易港は2000年度、日本の公的機関が出した熱処理証明書5009件を受理したが、このうち1548件の木材梱包に対してサンプル検査を行ったところ、61組で害虫が発見され、害虫発生率は3.94%だった。
今年4月26日から5月30日にかけて、深センの貿易港では日本から輸入された貨物40組を差し戻し処分にし、11組を廃棄処分した。また、証明書も申告もな貨物や証明書の書式が整っていない貨物が168組あり、検査申請の受理を見送った。
「人民網日本語版」2001年6月3日
|
|