 |

|
 |
「上海協力機構」創設大会 江沢民主席が演説(要旨)

上海五カ国の過程は現代の国際社会における重要な外交実践と言える。上海五カ国は相互信頼、軍縮、そして共同安全保障を含む新たな安全保障観を提唱し、中ロが創始したパートナー・非同盟協力体制を中心とする新たな国家関係を実りあるものにすると同時に、すべての国による共同提唱、安全保障優先、相互協力を特徴とする新たな地域モデルを打ち出した。上海五カ国がもたらした相互信頼、互恵、平等、協調、多様な文明の尊重、共同発展の追求という「上海精神」は、五カ国の相互関係の経験を総括し、公平で合理的な国際政治経済新秩序の確立に向け大きな現実的意義を持つ。
上海協力機構は国連憲章の趣旨と原則を厳格に守り、加盟国間の相互信頼、善隣友好の強化に努力するとともに、政治、経済、科学技術、文化、教育など広範な分野で効果的な協力を行い、地域の平和と安全、安定を共同で維持し、民主的で公平、合理的な国際政治経済新秩序の確立を推進していく。上海協力機構は情勢がどのように変わろうと、これらの原則や趣旨を順守し、永遠に平和と協力を目標に掲げていく。
新たな協力体制である上海協力機構の建設・発展のため、次の4点を提案したい。
1.開拓の精神を強化する。上海協力機構はその他の地域や国際組織の経験を生かしていく必要がある。さらに地域の実情に立脚し、6カ国の特徴や要求に適合した発展の道を絶えず探していかなくてはならない。
2.実務的な態度を堅持する。地域の安全保障がわれわれの協力の重点となる。「テロ活動、分離主義、過激主義の取り締まりに関する上海条約」の調印は、この方面における協力の強化にとって法律的基礎となる。経済貿易協力の展開もわれわれの協力の重点となる。現状に照らし、中国側はまず6カ国の貿易と投資の簡便化交渉を開始することを提唱する。同時にカザフスタンが提唱する経済貿易の多国間協力綱要の長期目標を検証していく。
3.団結の精神を強化する。
4.開放の原則を徹底する。特定の国を対象としない非同盟、開放の原則は、上海協力機構が正しく発展していくための重要な前提となる。上海協力機構はその他の国や国際機関とも積極的に対話を行い、交流と協力を展開していく。条件が整い、協議で合意が得られれば、上海協力機関の趣旨と原則に同意する新たな加入国を受け入れていく。
「人民網日本語版」2001年6月16日
|
|