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花岡事件、日本国内閣への公開書簡(全文)
日本国内閣:
我々は第二次世界大戦中、日本軍国主義政府により日本国秋田県花岡町鹿島組での労働を強制された中国人労働者である受難者およびその遺族の代表です。56年前、鹿島花岡の中国人労働者は日本政府と鹿島組に過酷な労働を強いられ、虐待を受けて、生存さえも危うくなりやむをえず、のちに花岡事件として知られる暴動を起こしましたが、日本軍や警察に鎮圧され、連行された986人のうち418人が死亡しました。このため千件に上る家庭が家族を失い、妻や子どもと離れ離れになるなどの災難に遭いました。それから50年、花岡の受難者は正義を求めて鹿島建設と交渉を続け、1990年7月5日「共同声明」に合意しました。また2000年11月29日、不公正な「和解条項」が成立しました。鹿島建設はまた単独で声明を発表して、中国人労働者に強制労働を強いた罪を否定し、法的責任を負うことを否認し、謝罪や賠償を拒否しました。そのため我々は鹿島建設に対し厳正な抗議を行い、同時に日本政府向けて鹿島建設に、中国人労働者に強制労働を強いた歴史を直視し、花岡事件の受難者に謝罪と賠償を行うよう促すことを要求します。
70年前、日本軍国主義が9.18事変(訳注:日本では「柳条溝事件」)を起こし、15年にもおよぶ対中侵略戦争を開始し、中国人民が空前の被害を被り、多くの家庭が破壊され、人民を苦しみの中に突き落としたことは周知の事実です。中国から経済的搾取を行い、侵略戦争を続けるために、日本軍国主義は中国の占領地で中国人労働者数千万人に労働を強制しただけでなく、政策を制定して、中国人4万人を強制的に日本へ連行し過酷な労働を強いたのです。これにより7千人の中国人労働者が異国で命を落としました。これらの行為はすべて当時の日本軍国主義政府による中国人民に対する犯罪であり、現在の日本政府と企業が解決しなければならない歴史に残された問題です。ここ数年、アメリカやカナダでは強制労働キャンプに収容された日系人に対する謝罪と賠償が行われました。またドイツやオーストリアでは第二次世界大戦中の欧米の戦争捕虜に対する強制労働についても謝罪と賠償が行われています。我々は、中国人労働者およびアジアの戦争捕虜・労働者に労働を強制したことに対して責任を負う日本政府は上記4カ国の例を学び、過去の戦争が残した問題を自主的に解決すべきだと考えます。
我々は日本国内閣に向けて次のことを要望します。
一、日本政府および関係企業は、中国人およびアジア人労働者に対する強制労働に関する歴史資料を速やかに公開し、日本軍国主義が中国人およびアジア人に労働を強いた歴史を正視し、加害者の犯罪を自主的に清算する。
ニ、日本政府および関係企業は、中国人およびアジア人労働者に労働を強いて虐殺した政治的、法律的、道義的責任を負い、中国人およびアジア人労働者に対して公式かつ正式な謝罪を行う。
三、日本政府および関係企業はドイツの例に学び、捕虜・労働者賠償基金を創立し、中国人およびアジア人労働者が強制労働期間中に受けた肉体的ならびに精神的苦痛、またそれに伴う家族の災難や損失に対し、経済的賠償を行う。
四、日本政府および関係企業は、中国および日本の適切な場所に、ふさわしい規模の第二次世界大戦強制労働者犠牲記念碑(館)を設立するための資金を提供し、中日両国民に正しい歴史教育を施すために使用する。歴史を鑑とし、未来に目を向けて、長く続く友好を培う。
日本政府と企業による中国人労働者の強制労働に関する犯罪責任を引き続き追及する花岡受難者聯誼会
会長 魯堂鎖
2001年6月26日
連絡先住所:中国河北省正定県南楼郷南楼村
郵便番号:050800
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