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  更新時間:2001年10月19日15:14(北京時間)

APEC CEOサミット2001 江沢民主席が演説(写真)



  アジア太平洋経済協力会議(APEC)CEOサミット2001に参加する代表らを招き、上海浦東のシャングリラホテルで開かれた歓迎パーティーで、江沢民国家主席は「協力を通じた共通の繁栄」をテーマにニューエコノミーと経済のグローバル化の問題についての演説を行った。江沢民主席の演説は次の通り。

  ニューエコノミーを推進するには、最先端の科学技術を利用した経済改革だけでなく、経済構造や経済体制、経済システムを時代に合わせて改革していく必要がある。国と国、企業と企業の経済的関係を改革し、各国が展開する経済技術協力の理念や観念を更新していかなくてはならない。

  世界経済における多角的協力の精神がカギとなる。異なる民族、異なる歴史文化、異なる社会制度、異なる経済レベルの国や地域は、相互尊重と相互学習の態度で協力を行い、公正で合理的な国際政治経済新秩序の確立を促し、共通の発展と繁栄を促進していかなくてはならない。これは世界経済に存在する問題の根本的解決の道であり、ニューエコノミーのさらなる発展を促すための必要条件でもある。

  経済のグローバル化と貿易の自由化は世界経済の発展にプラスとなる。しかし世界経済の不均衡な発展の下、十分な問題解決が行われないとすれば、発展途上国や中小企業にマイナスの影響を与える。世界貿易機関(WTO)やアジア太平洋経済協力会議(APEC)をはじめ各国政府は、経済のグローバル化と貿易の自由化の過程で、経済発展の立ち遅れた国々や人々の利益を十分に考慮しなければならない。

  経済のグローバル化と貿易の自由化の過程には2つの過程が考えられる。一つは合理的な方向に発展させる過程であり、世界の資源を有効かつ公平に分配して各国の生産力の発展を促し、世界の多角的貿易体制と公正で合理的な国際経済新秩序を確立して、人々に幸福をもたらす過程だ。もう一つは不合理な規則に任せて発展させる過程であり、世界の資源分配や経済発展の不均衡、南北格差、貧富の格差を拡大させて環境を悪化させる過程だ。われわれは前者を選択し、後者に対しては警戒と抑制を行っていく必要がある。そのうえで協力の精神で経済技術協力を強化し、相互協力で経済のグローバル化と貿易の自由化を健全に発展させていかなくてはならない。

  これまでの実践が示すように、アジア太平洋地区の発展と繁栄にとってAPECは欠かすことのできない存在だ。APECはアジア太平洋地区における最も重要な政府間の経済協力組織であり、その存在と発展は同地区の平和と安定の維持に役立つとともに、同地区の経済発展の促進に役立つ。APECが活力を維持・発展させていくには、地域の実情に合った協力方法で情況の変化に適応させていかなくてはならない。また政府と企業の連絡を強化し、すべての加盟国・地域が利益を得られるよう努力する必要がある。

  中国は世界で最も人口が多い発展途上国だ。中国の発展は世界と切り離して考えることはできず、世界の発展もまた中国と切り離して考えることはできない。われわれはAPECの各加盟国・地域や世界のその他の国々が協力を強化し、共通の繁栄を実現するよう心から願っている。中国は向こう5年間の発展計画を策定した。中国はその中で、発展をテーマに構造調整を軸とし、改革開放と科学技術の進歩を「てこ」に、人々の生活水準の向上を基本的出発点として、引き続き経済成長と社会進歩を推進していくことを決めた。われわれは新世紀の中国の発展に自信を持っている。中国はWTO加盟を契機に国際経済協力や国際分業により深く参与していくつもりだ。WTO規則や加盟に伴う義務を履行するため、中国はWTO規則に従い、現行の法律、法規、規章の整理と修正を行っている。われわれは引き続き各国や各地域と協力し、相互利益と相互繁栄の関係が築けるよう努力していくつもりだ。

  中国がさらに経済発展、開放拡大を推進することは、各国の企業にとって多くのビジネスチャンスがもたらされることを意味する。中国政府は引き続き便宜を図って条件を整備し、中国企業と海外の企業がさらに協力を展開していけるよう促していきたい。

  「人民網日本語版」2001年10月19日

  

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