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  更新時間:2002年04月10日15:29(北京時間)

失敗知識データベース、ネットで公開へ 文部科学省

  失敗は社会が共有すべき知識−−。文部科学省は、化学や機械などの分野での事故やトラブルを数百例集めた「失敗知識データベース」を整備し年度内にインターネットで公開する。原子力施設の事故やロケットの打ち上げ失敗など、科学技術のトラブルには、過去の同じような事例に学んでいれば防げたはずのものが少なくない。文科省はデータベースを企業での訓練や大学の授業にいかしてほしい考えだ。

  データベースは応用範囲の広い機械、材料、建設、化学プラントの4分野。ひやりとしたりハッとしたりした体験を含め、それぞれ100以上の失敗例を盛り込む計画。

  こうした体験や失敗のニアミスが、どのようにして事故に発展していくのか分析し、直面した場合に、どう対応すべきか考えられるようにする。

  企業名を出すかどうかなど、データベースの具体的な整備方法については、11日に開かれる文科省の失敗知識活用研究会(会長・佐藤文夫東芝相談役)で詰める。

  教科書やマニュアルでは、「よい」方式だけが示され、「やってはいけない」方式やその理由がのっていない。

  茨城県東海村のウラン加工施設での臨界事故や、福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故では、マニュアルが守られていなかったり、機器の形状に問題があったりしたが、同じような問題はほかの分野でも指摘されていた。

  こうした反省に立ち、研究会は、著作「失敗学のすすめ」で有名な畑村洋太郎・工学院大教授ら大学や産業界に影響力を持つ委員の音頭取りで、隠す傾向の強かった失敗の事例収集に乗り出していた。

  「朝日新聞」2002年4月10日

       ML中日網橋     自由発表



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