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地震でどう揺れる? 最大級木造建築「御影堂」で観測へ
世界最大級の木造建築は地震でどう揺れるのか−−。真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)と京大防災研究所(京都府宇治市)が、東本願寺の御影堂(ごえいどう)などに地震計を設け、今春から継続的に揺れを測る調査を始める。測定結果は公開し、ほかの木造建築の設計や修復にも役立ててもらう考えだ。
東本願寺は江戸時代に何度か火災に遭い、現在の建物は明治期に再建された。木造では世界最大級の御影堂(幅76メートル、高さ38メートル)と阿弥陀堂(幅52メートル、高さ29メートル)は1895年に、御影堂門(幅31メートル、高さ27メートル)は1911年にそれぞれ完成した。
00年12月、御影堂を予備調査したところ、地震で揺れが次第に大きくなる共振が起きる恐れがあり、建物がねじれることもわかった。築100年以上たって木材に割れやゆがみもあるため、本格的な調査が必要と結論付けた。
御影堂では地面や天井、最上部など計9カ所、阿弥陀堂と御影堂門は各5カ所に来年2月末までに地震計を取り付け、東西、南北方向の振幅や周期を測る。すべての木材の長さや太さ、材質をコンピューターに入力することで、地震の揺れや日常の小さな振動が建物にどう伝わり、建物がどう変形するかがわかるという。
「asahi.com」 2003年1月2日
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