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WHO職員「広東でもマスク着用は不要」
世界保健機関(WHO)の調査団は5日、広州で記者会見を開き、3日間にわたる重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する視察の結果を説明した。WHO調査団は3日から広東を訪問。広東疾病控制センター、仏山市人民医院、中山大学微生物研究実験室、広東省人民医院を視察した。
調査団の責任者、ブレ―マン氏は、視察では予想より多くの関連資料やデータが得られたことなどを紹介した。現地医療機関の業務について「視察した病院のレベルは高く、他国の医療機関と同じ手順や技術を用いた拡大防止策が取られている。現地の政府や衛生部門による予防・治療方法は適切だ」と高く評価。一部地区で一般向けのSARS予防パンフレットが配布されるなど、医療関係者がさまざまな予防・治療業務を行っていることについても「強く印象に残った」と語った。
広東省のSARS研究者に対しては「研究の成果や一次資料をできるだけ早く発表し、国際的な医学雑誌に提供してほしい」と希望を述べた。また、SARSの原因については「現在までに行われたのは、データ収集やデータの技術的な分析に過ぎず、ウイルスについての詳細は分かっていない。早い時点での解明が待たれる」とした。
調査団のアレン氏は、「危険因子はまだ存在するが、広州や香港で個人が感染する危険性は少ない」としたうえで、「公共衛生については、医療従事者が感染する危険が高いため、院内感染を防ぐための迅速な措置が必要だ。これらの地域では、感染者の割合から見ても分かるように、感染の可能性は少ないので、個人が過敏になる必要はない。われわれも、マスクは着用していない」と述べた。
WHOの調査団は、8日まで広州での視察を続ける。
「人民網日本語版」2003年4月7日
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