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  更新時間:2003年06月22日11:42(北京時間)



脳梗塞治療薬の原料、SARS流行の影響受け輸入停止



  新型肺炎SARS流行の影響で、脳梗塞(こうそく)などの治療薬ウロキナーゼの原料に使われる尿成分の中国からの輸入が感染予防を理由に止まっている。日本血栓止血学会のホームページによると平均使用量から見て数カ月分の在庫はあるものの、長期化すれば供給が危ぶまれる。

  ウロキナーゼは人の尿に含まれる成分で、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす血栓を溶かす作用がある。国内でトイレの水洗化が進んだことなどから、現在は同製剤を販売している6社とも中国の尿に依存している。

  5社に原料を供給する日本ケミカルリサーチ(兵庫県芦屋市)は中国に数カ所の採尿拠点を持つ。学校や軍などで集めた尿からウロキナーゼを含む3種類の医薬品の原料成分を濃縮し、日本国内に運んでから精製、製薬会社に供給している。

  ウイルスは一般的に熱に弱く、同社は「精製工程で加熱処理などをしているので製品の安全性には問題がない」としている。しかし、製造にかかわる社員への感染リスクなども考慮し、原料へのSARSウイルス混入の有無を検査で確認できるようになるまで供給中止を決めた。供給再開のめどはたっていない。

  日本血栓止血学会広報委員長の一瀬白帝(あきただ)山形大教授は「必要不可欠な症例に限って使うなど工夫すれば、現在の在庫で1年以上は持つと思われる。心筋梗塞にしか認められていない製剤を脳梗塞にも使えるよう厚生労働省に要請したい」と話している。

  「asahi.com」 2003年6月22日

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