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金融持ち株会社の検査マニュアル整備 金融庁
銀行グループを厳格に検査するため、金融庁は金融持ち株会社の検査マニュアルをまとめた。自己資本を充実させるために今後も予想される増資を厳しく監視するほか、グループ全体としてのリスク管理がなされているかを点検する。今月以降に実施する通常検査などで適用する。
持ち株会社向けマニュアルの特徴は、銀行向けには盛り込んでいない第三者割当増資の法令順守の項目が盛り込まれていること。融資先などに優越的な地位を乱用して出資を迫っていないか、出資者が対象の商品の特性を理解しているか、などを検証する。
また、グループ内の子会社などに問題が生じた場合、危機がグループ全体に波及しない手だてをとっているか、グループ内で顧客情報を共有する際に法令に違反していないか、さらに一部のシステム障害がグループ全体に広がらないための対策をとっているか、なども調べる。
検査マニュアルは、銀行自身による資産査定を、後から客観的に検査官が点検するための手引書で、「事後監督行政」の象徴的存在。99年に当時の金融監督庁が銀行向けに作成、ついで保険、証券会社向けも整った。さらに金融持ち株会社を使った経営統合が進んだため、持ち株会社向けのとりまとめを急いでいた。
「asahi.com」 2003年8月10日
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