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  更新時間:2004年01月18日15:29(北京時間)



「来日外国人犯罪」の張荊博士がネットで討論(1)





  一橋大学で博士号を取得、「来日外国人犯罪 文化衝突からみた来日中国人犯罪」(明石書店)を昨年12月に出版した北京工業大学人文社会科学院の張荊副教授が9日、人民網BBSフォーラム「中日論壇」にゲストとして登場。ネットを通じて中国のユーザーと意見交換した。主なやりとりは次の通り。

  ――なぜこのテーマに関心を。

  青少年犯罪について研究していたが、博士課程に進学後、この問題が研究に値すると感じた。「来日外国人犯罪」の執筆に取りかかる前、テーマが在日中国人犯罪だと知った友人らは「在日中国人は日本で非常に苦労しているのに、さらに苦しめることはないじゃないか」と言い、多くの人たちは私に忠告の電話をくれた。しかし、同書の序文でも書いたが、だれもが犯罪のない平和な社会に暮らしたい、民族差別のない社会で暮らしたいと思っていると思う。日本人、中国人を問わず、犯罪の防止は人類共同の責任だ。従って、在日外国人の犯罪の原因やその対策を研究する価値はある。

  ――日本社会にも中国人犯罪の責任の一端はあるのか。

  在日中国人がいま非常に厳しい状況に立たされているのは事実だ。石原都知事は「不法滞在者を今年中に三分の一減らす」と主張している。また、日本は不景気で留学が許可される中国人学生の割合が大幅に下がっており、今後もより厳格な審査が行われるだろう。これらのことが、在日中国人に大きな影響を与えている。ただ、犯罪事件が大きく取り上げられ、一定の政治的な背景のもとで、在日中国人の日本での生活に影響が出ていることも事実だ。日本政府は在日中国人や外国人に良好な社会環境を与えていない。平等で安定した社会環境の中で生活できるよう環境を改善すれば、在日中国人や外国人の犯罪は減らすことができる。私は著作の中で、このことを日本政府に注意喚起したかった。これが私の著作の主題だ。在日中国人、外国人を国外退去させることは、問題解決の根本的方法ではない。根本的方法は、彼らのために良好な生活、労働環境を整備することだ。

  ――犯罪にはどのような種類があるか。

  私はおもに数種類の重大犯罪について分析した。殺人、強盗、窃盗、偽造の4種の犯罪について私は重点的に研究したが、これらは在日中国人の犯罪率が比較的高い。

  ――(研究に用いた)資料はどのように入手したか。

  主に日本政府の統計資料を用いた。日本の統計は非常に詳細で、犯罪白書その他の警察、裁判所、検察の統計はデータや数字が非常に詳細だ。こうした統計資料をもとに、関連の統計、比率の分析などを進めてから研究を行った。このほか、朝日新聞の記事を利用。1989年から2001年までに報じられた中国人犯罪に関する記事の分類・統計分析を行い、法則性を見出した。これらに基づき、最終的に理論的結論を導き出した。

  「人民網日本語版」2004年1月17日

       ML中日網橋     自由発表



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