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  更新時間:2004年02月03日15:27(北京時間)



改革開放から20年 中国人の結婚観の変化をみる



  改革開放政策の実施から20年以上が経つが、中国人の結婚観はどのように変化したのだろうか。中国政法大学・人文学院の程美東助教授は北京日報に文章を寄せ、中国人結婚観の変化について分析した。

  1、結婚は個人の問題

  改革開放以前、中国人にとって結婚は階級的、政治的色合いが濃く、人間性や愛情、経済的事情は軽視されがちだった。

  改革開放後、結婚は個人の生活の領域に組み込まれるようになった。結婚相手を選ぶ際、職業や収入、外見、学歴などを重視する若者も増えた。中国社会が個人や人間性に注目するようになったことを示している。このような意識の移り変わりは、社会の変化を反映したものであるといえる。

  2、出会いの場の変化

  古くからの封建社会では、両親の意思や仲人の言葉に従う結婚がほとんどだった。そのため出会いの場は極めて限られていた。新中国成立後も、厳しい戸籍制度、不便な交通、情報の遅れ、伝統的意識などの影響を受けて、友人や同僚といった知り合いの紹介による出会いが中心だった。結婚紹介所も少なかった。

  改革開放後、出会いの場は大きく増加した。1998年に上海で行なわれた調査によると、改革開放後に親戚や知り合いに紹介された人と結婚した割合は大幅に低下。自分で選んだ人との結婚が増えただけでなく、メディアを通じて知り合った人との結婚を実現させたケースも。出会いの場が変化したのは、人々の行動範囲が広がり、他人との交流が増えたことを示している。

  3、3人家族が標準に

  中国では昔から祖父母、両親、子供、孫という4世代同居が多く、1世帯の人数も多かった。

  改革開放後、中国の世帯人口は年々下降傾向にある。家族構成がパターン化し、核家族化が進んだ。新中国成立以降は、中国伝統の大家族の観念がより淡白になっている。

  4、夫婦間の男女平等

  家庭で最も重要なのは夫婦の関係である。夫婦間では男女平等の意識が強くなっているが、このような傾向は改革開放の前と後でそれほど変化は見られない。

  両親と子どもの関係は、特に子どもが成人した後は、双方の独立意識が強まっている。親の所有物として子どもを支配するような、従来の親子関係は明らかに少なくなっている。家庭全員が独立意識を強めた結果、結婚後は別居を望むケースが増えている。相互依存から抜け出し、それぞれが社会に参加するという傾向は、近代的先進国では当たり前のことだ。この意味において中国の家族関係は「近代化」に向かっているといえるかもしれない。(編集TS)

  「人民網日本語版」2004年2月3日

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