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【陝西】セシウム137入り容器、盗まれ製鉄所で溶解
陝西省渭南市蒲城県で6日、放射性物質であるセシウム(Cs)137の入った容器が盗まれた。容疑者は16日に逮捕されたが、供述により、容器は付近の製鋼所の溶鉱炉ですでに溶かされていたことが分かった。容器の遮蔽体である鉛が破損すると、放射能が漏れ、人体に致命的なダメージを与える恐れがある。省内全体を騒然とさせた事件は、発生から10日後にようやく経過が明るみにでた。
蒲城県公安局東陳中心派出所は6日午後4時ころ、西北電力建設第一工程公司から、金属探知用のCs137入り容器が盗まれたとの通報があった。同公司責任者の説明によると、容器はサッカーボールくらいの大きさ、重さ約20キロで、持ち手がついている。外側は錆びかけた鋳鉄のカバーで覆われ、内側は鉛で作られており、中心部にナツメの実ほどのCs137が入っている。鉛の部分が破損した場合、放射能漏れにより、付近にいた人々の健康に深刻な被害をもたらす可能性がある。
捜査の結果、盗難は同県東陳村の村民らの犯行と判明。容疑者らは盗んだ容器を廃棄物回収業者に売り、業者はさらに富平県荘里鎮の製鋼所に転売した。製鋼所では、精錬のために容器をすでに溶かしていた。(編集KS)
「人民網日本語版」2004年2月18日
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