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  更新時間 :2004年03月22日17:49 (北京時間) 文字

高級リンゴ、アジアに攻勢 富裕層人気「ブランド品」


  日本の果物や野菜をアジアの富裕層に売り込め――。貿易交渉の場では、国際競争力が弱く、輸入制限などで保護の対象となってきた日本の農産物の一部が、輸出攻勢をかけ始めた。中国の臨海都市や台湾などで台頭してきた高所得層が、外国産の高級食材を買うようになってきたためだ。

  「日本の青森りんご直輸入」。上海市の外資系スーパーの食品売り場に、2月から特設コーナーができた。

  大玉1個で「陸奥」が約360円、「王林」が約290円。竹かごに赤いリボンをかけた贈答用は2個で約500円。大きく、香りもいい。小ぶりの米国産の5倍以上、山東省産の紅富士に比べると10倍以上の値段。メロンより高い果物売り場の「女王様」だ。

  この店では、毎日100個程度売れる。輸入を手がけた上海益升食品の張昌国董事長は「上海では、高級品志向の金持ち層が育っている。世界一高い日本のリンゴは、世界一おいしいブランド品として市場価値がある」と話す。日本産の四角いスイカや、コメを輸入することも検討中という。

  こうした変化に、日本の輸出業者や農家も意欲を見せる。JA全農あおもりは今年1月、中国向けにリンゴ4.5トンを初出荷した。「北京、上海は中流階級も多い巨大市場。潜在需要は大きい」と担当者。また、青森から台湾への02年産のリンゴ輸出は1万1000トンと、00年産の7倍以上。03年産もすでに1万1000トンを超えた。

  以前から輸出されている鳥取のナシや、静岡、和歌山、佐賀のミカンに加え、最近は米国や台湾向けの静岡産緑茶、中国向けの北海道産サケ、香港向けの九州産イチゴも伸びている。韓国やタイ、シンガポール向け農産物も増えている。

  都内の大学院で学ぶ台湾人留学生(30)は「留学生の間では、リンゴやコメがデジタルカメラやMDプレーヤーと並ぶ人気の土産品」と話す。農産物は検疫を受ける必要があるが、「リンゴやコメを持ち帰ったら、家族にすごく喜ばれた」。

  03年の日本の食品の輸出総額は2666億円で、輸入総額の19分の1。全体では前年より微減となる中で、中国向け輸出額は前年比8.4%増と大幅に伸び、輸出額に占める中国、台湾などアジア向けは3分の2を占めている。

  写真:中国のスーパーに登場した、青森産リンゴの特設コーナー。「無公害、無汚染、無農薬」を強調している=上海・古北地区で

  「asahi.com」2004年3月22日

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