世界遺産基金が210万ドルを倦勤齋の修復に提供


  北京故宮博物院内の最も豪華な建築物のひとつ「倦勤齋」の保存事業が18日に開始した。建築物の内部に大掛かりな修復作業を行うのは、同博物院では初めて。同博物館は世界遺産に登録されており、今回の修復作業には、世界遺産基金が海外から集めた寄付金が投入される。

  世界遺産基金は「倦勤齋」保存事業のために210万ドルの募金を集めている。基金の責任者は、「『倦勤齋』は重要な歴史的価値があり、中国ひいては世界でも類を見ない室内装飾芸術であるといえる。基金にとって、中国における最重要事業であるだけではなく、世界各地における事業の中でも最重要かつ最大級の事業のひとつだ」と述べた。

  「倦勤齋」は清の乾隆帝(在位1736〜1795年)が退位後のために建てた舞台施設。当時では最高の建築材料と技師を集めて建築した豪華な建築物だ。長年修復されていなかったため、内部の芸術品や優れた装飾の多くが破損、または失われている状態という。今回の修復は伝統的な材料と手法で進められる。2008年の北京五輪までに作業を完了する計画だ。

  写真は倦勤齋内の皇帝の観劇に使われた舞台

  (編集YH)

  「人民網日本語版」2004年5月19日




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