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評論 豪雨の後で考えたこと 7月10日午後、豪雨が突然、北京を襲った。市中心部では一部の交通に重大な障害をもたらした。豪雨が過ぎた後、人々は考えた。突然の事態に直面して、われわれの緊急システムは最大の効果をどのように発揮し、あるべき役割を果たすことができるだろうか、と。
都市インフラの脆弱さが今回、豪雨の後に交通障害が起きた一つの原因だ。北京の排水システムはここ数年で大きく改善されてきたが、それが機能を発揮しなくなる現象は依然として存在する。一部の排水管網は設置されてからかなり古く、検査や維持、修理もほとんどされていない、また一部の新しい配水管網はあるべき排水基準に達していない、などなどだ。もし都市排水システムの設計基準レベルが高ければ、数十年に一度の豪雨にも対応でき、大きな問題になることはなく、少なくとも深くて大きな水たまりができることはなかった。 認めなければいけないのは、地震、伝染病、降雹、濃霧、強風などの自然災害はやはり避けられないものということだ。われわれは依然として自然を左右することはできないが、災害を予知して被害を防ぐことはできる。主導的立場をとらえ、主導的立場を勝ち取り、被害を最低限度まで抑えることはできる。 多くの国々ではどこも突発的事態への対応を重視している。人々は、十年に一度、数十年に一度の災害が起きることがあり得るが、適切な処置を取らなければ深刻な結果を招くと理解している。常に準備を怠らないことこそ、災害を初期段階で防ぐことができるのだ。 都市建設は突発的事態に対応できる能力を強化することが必ず十分に考慮されなければならない。多くの都市でどこでも見られる現象は、目に見える部分の工事を重視し、基礎工事を軽視し、緊急施設の建設はわずかしか考慮されないことだ。こうしたアンバランスな建設思考は、われわれの多くの都市で緊急対応能力を乏しいものにしている。こうした危険を一時見逃せば、ひとたび重大な災害が本当に起きたならば、苦い結果を味わうことになるだろう。都市建設は一つのシステム工学であり、どの一項目でも軽視してはならない。現在の問題は、水害防止、耐震、防火などの標準的な根拠と規範がないことではなく、各部門、各職場の緊急対応活動が持ち場につかず、実行されないことなのだ。だから肝心要な時、いつも「鎖がかけられている」のだ。 緊急対応システムを築き、整え、都市建設の基礎的作業を強化するには、「人間を基本に据える」ことの堅持、全面的で協調的で持続可能な科学発展観、正しい業績観の確立と実行が必要である。われわれは緊急対応システムの整備が同様に重要な建設事項であることを十分に理解しなければならない。穏やかな成長の時代であればこそ、重大な社会的突発事件、重大な自然災害、重大な公共衛生事件の備えに対応することが必要であり、人々の生命や財産、安全を保障する基礎を突き固めることである。(編集ZX) 「人民網日本語版」2004年7月15日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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