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  更新時間 :2004年08月20日14:51 (北京時間) 文字

トウ小平氏と大平正芳氏との対話


  トウ小平氏が日本の大平正芳元首相と面識を持ったのはかなり遅く、会った回数も決して多くはない。しかし二人の間で交わされた一連の対話は、中国経済の発展戦略にきわめて深い影響を及ぼした。

  トウ氏が大平氏と初めて会ったのは1978年10月、「中日平和友好条約」批准書交換式の時だった。トウ氏は10月22日から日本への公式友好訪問を行った。10月24日午前、トウ氏は田中角栄元首相を訪問した後、当時自民党幹事長だった大平氏を訪問した。トウ氏は「きょうは感謝の気持ちをお伝えに参りました。1972年に閣下と田中首相がご一緒に中国を訪問され、中日国交正常化を実現し、中日関係のために道を切り開かれました。両国はその後『中日平和友好条約』に調印しました。われわれは福田(赳夫)首相のご決断に感謝しております。同様に田中先生と大平先生にも感謝しております」と述べた。

  2カ月後の1978年12月7日、日本では大平正芳内閣が発足した。

  大平首相は1979年12月5日、中国公式訪問のため北京に到着した。翌6日午後、トウ氏は大平首相一行と会見した。大平首相は会談で「中国は自主独立の立場で雄大な現代化計画を打ち立てました。将来はどのような状況になるのですか。現代化の青写真はどのように構想したのですか」と尋ねた。トウ氏が大平首相に答えた談話の要約は「トウ小平文選」第2巻に「中国の今世紀の目標は小康(少しのゆとり)だ」と題して収録されている。トウ氏が談話の中で初めて示した「小康」の目標は、1981年11月の第5回全国人民代表大会第4会議の政府活動報告に入り、1982年9月に開かれた中国共産党第12回大会では全党と全国人民の20世紀末までの努力目標として確定した。

  トウ氏はその後も大平首相と交わした「小康目標」の談話に何度も言及した。トウ氏が1984年3月25日、日本の中曽根康弘首相と会見した時「この小康社会は中国式現代化と言えます。4倍の経済成長、小康社会、中国式現代化、これらはみなわれわれの新しい概念で、こうした談話の中で形成されたものです」と語っている。トウ氏は1988年8月26日、日本の竹下登首相との会見で「小康」の目標を示した過程を振り返った時「このことに言及すると、私は大平先生を思い出します。われわれが今世紀中に4倍の経済成長を実現すると打ち出したのは、大平先生の示唆の下で確定したのです」と述べ、さらに「1978年のわが党の第11期中央委員会第3回全体会議(三中全会)以来、われわれは経済建設に重点を置き、一心に『4つの現代化』を進めてきた。しかし実際にどのくらい達成したのか、どのくらい歩んだのか、心の中ではまだ数えていない。大平先生の問いに、私は返答に窮した。私は1分以内に答えられなかった。そこで私が言ったのは、もし80年代に倍増し、90年代に倍増したなら、(一人あたりのGDP)250ドルを基礎として今世紀末までに800から1000ドルまで達することができるだろう」と語った。

  大平首相は中国訪問の半年後、1980年6月12日にこの世を去った。トウ氏は当日、日本側に弔電を送り、深い哀悼の意を表した。2日後の同14日、トウ氏は北京の在中国日本大使館に足を運び、大平氏に弔意を示した。トウ氏は同年9月4日、日本の伊東正義外相と会見した時「大平先生の逝去で、中国は1人の良き友人を失った。私個人にとっても、1人の良き友人を失った。深い哀惜を感じる。大平先生は亡くなったが、中国人民は先生の名前を忘れないだろう」と述べた。(編集ZX)

  「人民網日本語版」2004年8月20日



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