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  更新時間 :2005年03月22日17:56 (北京時間) 文字

動きだす中国アニメ業界 産業化の春が到来


  「わが国のアニメ・マンガ産業は長年目立たず、待望され続けてきた。掛け値なしに言って、中国のアニメ産業はきょう、動きだした」――。20日に開かれた中国第1回国際アニメ・マンガフェスティバルの記者会見で、全国映像アニメ指導チームの責任者、金徳龍氏は興奮ぎみにこう語った。

  2003年に制作された中国アニメ作品は、時間ベースで3万分足らずだったが、国家広播電影電視総局(放送・映像作品部門)が今年これまでに制作を認可したアニメ作品はすでに23万分に達している。こうした変化はどのように起こったのか。

  背景としてまず挙げられるのは、考え方の変化だ。アニメはこれまで、子供向けの安物の娯楽と考えられてきた。ところが現在、国の担当部門はアニメに全く新しい位置付けを与えている。つまり、特殊な表現形式を持つアニメは現在、子供の好奇心に訴える独特の娯楽的・教育的役割だけでなく、数億の消費者を抱える大産業として、資本・技術・知識の集約されたハイエンド産業、革新を続ける成長産業と考えられるようになった。これを受け、大規模な放送システムの構築、市場参加者の形成、取引市場の育成などの大掛かりな事業により、アニメ産業はまったく新しい方向に導かれている。

  昨年以降、中央電視台(中央テレビ、CCTV)や地方テレビ局20局余りが、相次いで子ども向けチャンネルを開設している。北京市・上海市・湖南省ではアニメ専門の衛星チャンネルも開局した。現在、全国各テレビ局のアニメ番組放送枠は計200近くに上る。国産アニメ作品の不足を受け、国家広播電影電視総局は次の2点を指示している。

  (1)放送時間ベースの国内作品・海外作品の比率を6:4以上とする。

  (2)海外作品は、各民族の優れた文化や先進的な制作レベルを反映するものとする。作品数ベースの海外作品・国内作品の比は1:1とし、国産アニメを制作していないテレビ局は、海外作品を輸入してはならない。

  同局はさらに、アニメ産業に携わる優秀な人材を育成するため、昨年末、北京電影学院、中国美術学院など4大学に、国家レベルのアニメ教育・研究拠点を設置した。現在、全国170以上の大学がアニメ専門の学院や専攻を設け、国産アニメ制作と市場運営の双方を理解する人材を育成している。一連の効果的措置によって国有資本・民間資本・海外資本が次々と中国のアニメ産業に参入し、制作活動は空前の高まりを見せている。同局は今年に入ってからだけで、全国68の制作会社から173シリーズ・2万5659回分の制作認可の申請を受け、164シリーズ・2万4244回分を認可した。放送時間は23万分近くに上り、数年前には想像もできなかった規模に達した。

  多くの地域が国産アニメを新たな経済成長分野と捉え、発展に力を入れている。北京・上海・杭州・長沙・広州の各市は優遇措置を打ち出し、制作会社や関連の人材の呼び込みに力を入れている。国家広播電影電視総局は、国内・海外への影響力のある国際アニメ・マンガ関連イベントを今年から毎年開催することを決定し、北京、上海、湖南の各地や中央電視台などが主催者に名乗りを上げた。第1回の開催地には、国家アニメ産業基地、中国美術学院のほか、アニメ・マンガ関連会社50社以上が集中する杭州市が選ばれた。この決定を受け、アニメ・マンガ関連会社など40を超える組織が杭州市に進出し、日本や韓国の会社も提携・協力の模索のために杭州市を訪問している。また、大型民営企業グループの広厦集団、横店集団、中南集団、万向集団などが杭州市にアニメ製作会社を設立。うち、中南集団は35億元を投じて3千畝(約200ヘクタール)の敷地に「アニメ・マンガ城」を建設する計画だ。アニメ業界にようやく、産業化の春が訪れている。(編集NA)

  「人民網日本語版」2005年3月22日

  



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