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  更新時間 :2005年06月21日12:37 (北京時間) 文字

ニュース分析:「冬」の様相呈した韓日首脳会談


  盧武鉉大統領と小泉純一郎首相による3回目の韓日首脳会談が20日、ソウルの青瓦台(大統領官邸)常春斎で行われた。歴史認識問題や小泉首相の靖国神社参拝問題で激しい応酬が交わされたが、なんの共通認識も得られなったと韓国世論はみている。

  2時間の会談のうち、1時間50分が歴史認識問題に費やされた。盧大統領は会談後の共同記者会見で「歴史認識問題に多くの時間を費やしたが、なんの共通認識も得られなかった。『低水準』の2つの合意に達しただけだ」と述べた。得られた合意は(1)第2期歴史共同研究委員会の活動をスタートし、教科書委員会を設けて共同研究を展開する(2)小泉首相が靖国神社に代わる新たな追悼施設設置の検討を表明した――の2点。盧大統領は「低水準」の合意について、会談の成果ではなく事前に調整されていたもので、10分間しかかからなかったと述べた。

  歴史認識問題における韓日の相違は主に次の3点に集約される

  (1)歴史に対する基本認識
 韓国は「日本は侵略の歴史を深く反省し、さらに実際の行動の移さなければならない」と考えている。

  (2)教科書問題
 韓国は「日本が教科書で歴史を公然と歪曲するのは間違っており、必ず是正しなければならない」と考えている。

  (3)小泉首相の靖国参拝問題
 韓国は小泉首相の参拝に断固反対しており、靖国神社参拝の目的をA級戦犯の無罪を訴え、侵略の歴史(という評価)をくつがえすことと認識している。

  小泉首相も記者会見で「日本は反省すべきは反省し、二度と戦争を発動しない」と述べたが、韓国世論はこれを「これまでの言葉の繰り返しで、新しい点が何もない」と感じ、深く失望している。韓国はすでに「歴史問題の解決なしに韓日関係の正常化は難しい」と明確に表明している。

  盧大統領は記者会見で「歴史問題について徹底的かつ率直な、隠すところのない対話を行った」としている。韓国大統領府の要人によると、盧大統領は会談前から「歴史問題を決して隠さず、言うべきことは明らかにし、まったく留保しない」という立場を固めていた。

  会談で双方は、未来の両国間の平和が重要という点では一致したものの、どのように平和を確保するかについては意見が食い違った。盧大統領は「口先だけ平和、協力・交流の強化を強調しても、未来の平和・安全の確保はできない」と指摘。「歴史の清算を基礎に歴史をめぐる共通認識を形成し、外交的・政治的に適切な保障措置とシステムをつくり、交流・協力を拡大してこそ、はじめて未来の平和・安全を確保できる」と強調した。盧大統領はまた「東北アジアの平和に貢献できないのなら、それは指導者として失敗であり、相応の責任を果たさなかったということだ」と鋭く指摘した。

  韓国世論は「韓日関係は簡単には回復しない。現在の両国関係は冷え込んでいるが、氷点まで下がったわけではない」と見ている。今後、どういった取捨選択をしていくか――。カギとなるのは日本が歴史問題において、明確な認識を持ち、適切な行動を取れるかどうかだ。(編集NA)

  「人民網日本語版」2005年6月21日



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