「体罰は教育だ」戸塚校長が刑務所から出所


  愛知県美浜町の戸塚ヨットスクールで80年代初め、訓練生4人が死亡するなどした事件で、傷害致死や監禁致死罪などに問われ、懲役6年の実刑判決を受けた戸塚宏校長(65)が29日朝、刑期を終えて、静岡刑務所を出所した。戸塚校長は記者会見で「体罰は教育だ。正しい教育論がないから教育荒廃が起こる」と持論を展開。再びスクールで指導することや、再審請求する考えのあることを明らかにした。

  戸塚校長は午前9時すぎに、支援者らの出迎えを受けて出所し、その後、JR静岡駅の駅ビルで弁護士とともに記者会見した。

  戸塚校長は判決について「二審の判決は私がやってきたことを簡単に否定したので、罪を認めることはできない」と述べ、再審請求の意向を示した。遺族に対しては「4人を悼む気持ちはずっと裁判の中でも言ってきた。刑期は果たしたし、反対者は次にやることを邪魔しないでほしい」と語った。スクールを続ける考えを示すとともに、「今後は教育の分野に進みたい」とも話した。

  今後の教育方針について「子どもへの態度は昔も今も変わっていない。体罰のこつは『進歩、進歩』と考えながらやることだ。それがなくなるとだめだ」と話した。

  

  「asahi.com」 2006年4月29日

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