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  更新時間 :2006年05月25日09:34 (北京時間) 文字

日中友好へ


  日本人というと、勤勉、礼儀正しさ、ほころぶ微笑などがイメージとしてすぐに湧いてきます。私の知っている日本人もたしかにそうです。しかし、やさしい日本人と親切な中国人との間にはどこか隔たりがあるようです。

  私の考えではやはりお互いの交流が不足しているからだと思います。

  先日、中国では反日運動が盛んになっていました。多くの日本人は、この点についてたぶん理解できないと思います。私の知っている限りではほとんどの日本人は歴史と政治に無関心だからです。なぜ中国で反日運動が起こったのかよく理解できないのでしょう。だから、その動きに疑問を投げかけるのかもしれません。

  一方、中国では靖国神社のことほど気になることはないと思います。中国政府と民間組織も厳重な抗議をしました。小泉首相はそれを無視して、相変わらず靖国神社に行くと固執していることに私たちはびっくりしました。

  それは礼儀正しくて、思いやりのある日本人の行いなのかと疑いました。

  知らないで間違っても許されます。知っていながらするのは不思議だと思います。このように考えている中国人は少なくないと思います。

  ところが、先日あることをきっかけにして、私の考え方が変わりました。

  新日本書道会の先生方々が六月の上旬ごろ青島にいらっしゃいました。さすがに書道の先生だけあって、字はきれいです。しかし、私が感心したのは先生の字だけではなく、その人柄でした。

  先生の書いた字は濃淡がはっきりしていて、きっと愛と憎しみも明らかである人だと思います。私は書道に詳しくないですが、先生の度胸のある感じが知らず知らずのうちに伝わってきました。

  書かれた短歌は全部平和にかかわり、行間から、その平和への偽りのない感情がこもっていることが切実に感じられました。

  字は書いた人の人柄をあらわすと言いますが、まさに真摯な日本人の心に感銘を受けました。

  最後に、名を勇進という先生が自分の名前は日本が中国を侵略した時に両親からもらったもので、中には国の軍隊への望みを含めていることを正直におっしゃいました。そして過去の歴史について深くお詫びをなさいました。

  両親からもらった名前は本人には変えようのないものです。貴ぶべきことはその先生の心です。思いがけなかったので、私は涙さえ出そうになりました。

  日本で尊敬されている先生方が労苦をいとわず、遙かな海を越え、中国にお詫びにいらっしゃることは想像もつきません。現在の日中関係は大きな壁ができたようなのに、日中友好交流のためにいらっしゃるなんて、心から平和を望んでおられるのでなければ、できることではありません。

  日本では中国に親しみを持っていない人はいますが、いらっしゃった先生方のように歴史の問題を正視し、正義感を持っている人も少なくないことをはっきりと知りました。

  日本では、中国に来たくても来る勇気がなかなか出ない人もいると思います。しかし、自分の目で確認しなければ、その国の人々の考え方は分かるはずがありません。

  日中友好ということは通りいっぺんで成功することではありません。やはり一人一人がその友好を願って努力して、お互いに理解し、認め、助けあってはじめて、本当の日中友好が実現できるのでしょう。

  ある日本の小説に出てくる一節にはこのように書いてあります。「憎みながら愛する、愛しながら憎む、どっちでもかまわないが、それができなければ本当にその土地とその人とのつながりを持ったことにはならない。」

  私はこれからもこの気持ちをいだいて現実の日本と日本人を理解していきたいと思います。(青島大学 梁 佳)

  特別提供:日本僑報社・日中交流研究所 http://duan.jp



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