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北京ダック老舗、電気オーブン導入へ 市民8割が反対 ナツメの木で起こした炎が燃えるかまどで、職人たちが鴨肉をじっくり吊るし焼きする――そんな北京ダックのイメージが根本から覆ってしまうニュースが飛びこんだ。北京ダックの老舗中の老舗「全聚徳」のケイ穎・グループ総経理が昨年末の株式上場前、全聚徳が北京ダックの調理に電気オーブン使用を全面的に取り入れていくことを発表したのだ。「中国青年報」が伝えた。
全聚徳は清時代の商人だった創始者によって1864年に開業され、明朝王家から伝えられた調理法を守り、ナツメの木を使ったかまど焼きで人気を博してきた。同グループで1年に調理される鴨は500万羽以上にのぼるという。 「電子オーブンで焼いた北京ダックなんて、チェーン店のフライドチキンと同じじゃないか」「コストを下げて利潤を上げたいばっかりに昔ながらの方法を捨ててしまうとは――」北京を代表する老舗の今回の発表に、市民の多くが失望を隠せない模様だ。専門家も「全聚徳の調理法は100年以上の昔から伝えられてきたもの。店が持つ文化の一部になっているのだから保存していくべきだ。すべての鴨が工場の流れ作業と同じように調理されるようになれば、料理にこめられてきた店の文化の価値が半減することになる」と全聚徳の決定に批判的だ。 中国青年報社会調査センターと新浪網ニュースセンターが共同で実施した調査では、3066人の回答者のうち76.8%が電気オーブンの使用に反対している。伝統的な調理法を捨てることは文化の流出にも等しい暴挙だとの反応だ。調査では「老舗店が長いあいだ人々の支持を受けてきた秘訣」を聞いたアンケートでは、「優れた技術を持っていること」(57.3%)、「文化的な味わいが豊富であること」(28.5%)、「名声と知名度を誇っていること」(6.3%)、「独特なサービスと商品があること」(5.2%)などが挙げられ、「新しい技術を取り入れてきたこと」を挙げたのは2.7%に過ぎなかった。 北京では、ある程度大きなレストランであれば北京ダックがメニューにあり、1セット大体38〜58元。全聚徳では1セット198元と高価だが、「味にはやはり違いがある」ということで、毎日予約なしでは食べられないほどのにぎわいだ。(編集MA) 「人民網日本語版」2008年1月14日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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