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  更新時間 :2008年02月26日14:56 (北京時間) 文字

日中環境保護協力について思うこと


  皆さん、環境保護の話題と言うと、一番先に私の目の前に浮かんでくるのは何だと思いますか。まず浮かんでくるのは「両眼」です。それは、慈悲深くて優しい父の目です。今、彼は遠くから、私に優しい信任と激励のまなざしを投げかけています。正にこのまなざしが、私を遼寧師範大学に入らせ、また、この作文コンクールに参加する勇気を与えてくれました。

  道理上、私のように貧しい山間地帯から来た学生は、環境保護を主題にする作文を書く資格も、興味もないはずです。しかし、私がどうしてもこの作文を書かなければならないのは、それなりの理由があります。

  私はある資料で、目下の環境危機は農民の立ち遅れた観念が主な原因だという記事を見ました。それに私は絶対賛成しません。だから、私はこの機会を借りて、自分の見方を発表したいと思います。

  率直に言って、私が大学に入り、しかもいままであきらめずに勉強し続けてこられたのは、父が環境を破壊してきた行いのおかげです。皆さんはきっと理解しがたいでしょうが、次の内容を読むと少しは理解してくれると思います。

  私の家は田畑が少なく、毎年、田畑の収穫があまり多くないので、各種の費用を納めると、やっと食べていけるぐらいの食糧しか残りません。もし、作柄が悪いと、またそこから「割り引き」されることになります。父は一家の生計を支えていくために、あらゆる方法を講じました。そのとき私の家の後ろに小川があり、父は畑仕事の合間に、そこで魚を取っては都会に持っていって売りました。小川にいた群れなす魚は、全部父に取られてしまいました。でも、それで私の学費を払うことができました。

  私が中学校の時、家の後ろの林も災難をこうむりました。父は一本一本木を刎ね、私の学費に引き換えました。三年前に、私の大学入学通知を手に取った時も、父は喜ぶ反面、私の学費のことで頭を悩ませました。その時、村の山坂に石炭が発見されたといううれしい便りが来ました。父はついに働くところを探せました。いまのこのときも、父は多分肌脱ぎになって、何十メートル深さの地下で石炭を掘り、それで環境は汚されているかもしれません。そこは汚く危険で、その上、いつかは取り締まられる恐れがあります。私がいま使っているあらゆるお金が石炭の灰と父の汗にまみれています。いま、毎日のように、鉱山の災難についての記事が新聞に乗せられています。私はその父のことを心配せずにいられません。しかし、いま娘のこの私が唯一できることは、父の安全を神様に祈ることしかないのです。そして、父が災難に遭わないうちに早く卒業して、父を救ってあげたいです。

  … …

  私達のような貧しい人が、中国だけでなく、世界のいろいろなところにいると思います。また、その人たちは生計を立てるために手段を選ばないで、盛んに環境を破壊しているでしょう。もちろん、貧困は環境破壊の理由にはなりません。しかし、私が言いたいことは貧困が改善され、解決されなければ「環境保護」という言葉は幻想に終ってしまうのです。農民だって、きれいな空気や水、美しい風景などを必要としないわけがないです。ただ、農民の多くは、まだそのような環境に気を配る生活状態ではないのです。ですから、安易に彼らを責めても環境問題の解決にはならないと私は思います。彼らの生活状態が改善されない以上は、環境保護などの言葉は空念仏に過ぎません。根本的な問題は貧困を脱することです。そのためには経済を発展させなければなりません。

  近年来、中日両国の経済の面でのつながりが日一日と密接になり、日本の協力のおかげで、中国の経済も大きな業績を上げました。でも私の古里のような貧しいところが依然として存在し、父のような「偉大」な親の多くは、生活のために、子供のために、やむを得ず環境をかってに破壊しています。ですから、日中環境保護協力の第一歩は経済面の協力だと思います。この問題が解決されてこそ、彼らは山上の青々とした木々を見廻し、小川で自由自在に泳いでいる魚を逃がしてやります。もちろん、「ローマは一日にしてならず」です。

  長期にわたる努力が必要です。でも、いずれにせよ、私たちは努力さえすれば、遅かれ早かれ実現できると信じます。中日両国の人々が手に手をとって、経済を発展させ、地球に美しい服を着せ、すばらしい未来を築き上げるべきです。

  (張旭 遼寧師範大学)

  特別提供:日本僑報社・日中交流研究所 http://duan.jp/jc.htm



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