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  更新時間 :2008年02月27日15:10 (北京時間) 文字

MK先生のこと


  知り合いの中に、こんな日本人がいる。日本での仕事を片付けて、中国を第二の恋人としてやってきた。大好きな中国に何か貢献したいと考え、日本の十分の一しかない給料で日本語の教師をしている。MK先生だ。

  日本人が三〇〇人ぐらいしかいない武漢の町では、日本語を学ぶ学生たちはどうしても日本人との接触が少なく、日本語の勉強、日本人を知るのに不利な立場にあることを思い、一ヶ月ごとに企業の日本人や、日本人留学生、または出張のついでにいらっしゃった日本人を招いて講演してもらっている。学生は勉強になると同時に、招かれたほうも「中国人の学生と交流ができ、学生の考え方を知ることができてよかった。このようなチャンスを与えてくれてありがとう」と言っている。

  ブログが流行ってきた時代に、MK先生も時代に遅れず、中国での生活を書き始めた。

  武漢はたとえ普通の中国人からみて何の特色もない町でも、何故か先生の書いた武漢はいかにもきれいで、魅力的な町に読める。決して誇張やフィクションではなく、本人が確実に見たこと、感じたことを正直に書いただけである。そのおかげで、武漢にいる日本人のホームシックの癒しになり、日本にいる日本人、武漢以外の町にいる日本人が「中国にはこんなすばらしいところがあるんだ。ぜひ行ってみたいな」と思わせるほどである。さらに、これから武漢に来る日本人の慰めになって情報収集もでき、武漢への期待をいっぱい抱かせている。また日本にいる武漢出身の中国人は懐かしさと親しみを感じてこのブログを読んでいるという。

  先生の知り合いの日本人の中に、環境問題を取り扱っている大学の教授がいる。そのご縁で武漢のある大学の先生たちと共同研究が始まることになった。武漢の環境問題はひどいとしみじみ感じていた本人はぜひ武漢の環境改善にすこしでも貢献したいという気持ちで、その後も定期的に新聞で読んだ武漢の環境情報を日本に伝えている。この共同研究のため、真夏の八月の初めごろまで耐えられない武漢にいることになったという。「役に立つなら、暑くてもすこし我慢して武漢での夏をすごす」と本人は言っている。

  今年は日中友好三五周年の記念年である。そのために、MK先生は教師業とは関係ないが、ある日本のカメラメーカーの協力を得て、武漢でも「友好記念の写真展を」と奔走している。これは湖北省人民友好協会の記念事業の一環として行事認定されることになったが、授業以外の時間を利用して、スポンサーとの相談、政府への申請など奔走される姿は私の目に焼きついている。一人一人には力の限界があるが、いろいろな人の協力を得ながら、それぞれの場での日本と中国の友好を促進されることを先生は望んでいる。それは、二十数年前、日中友好の仕事という恋人を捨てて結婚を選んでからMK先生がひそかに心に持ち続けてきたことだという。この中国という第二の恋人との再会には二十数年という歳月がかかったそうだが、その気持ちは少しも変わっていない。

  MK先生はこの秋、仕事をしながら職場の大学の応用言語学博士課程に進む。今後は、本来の仕事である日本語教育、中国語教育の上で日本と中国を結ぶ仕事を自分の一番大事な仕事としていきたいと考えているそうだ。

  今、先生の指導を受けた学生は卒業し、中国または日本の各地に行っているが、先生の教えの通り、客観的な目で日本人と中国人を見、できるだけ相手の国の人の考えを理解しようと努力していると思う。日中友好はこのMK先生のような熱心な人が支えていると考える。日本語を専門とする私も先生から学ぶことが多い。

  張 浩(中船重工集団公司第七一二研究所)

  特別提供:日本僑報社・日中交流研究所 http://duan.jp/jc.htm



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