チベット社会の富の変遷(2)農奴には自分の影しかなかった


  封建農奴制下の旧西蔵(チベット自治区)では、総人口のわずか5%の3大領主(官府、貴族、上層寺院)が、土地・草原・山林のほぼすべてと、家畜のほとんどを占有していた。人口の95%以上を占める農奴と奴隷は、何の生産手段ももたなかった。封建農奴主はさらに、ウラ労役、高利貸し、従属関係の3本の鎖で農奴を縛り付けた。農奴主への強い従属関係は、無数の労働者から生産への信念と動機付けを奪い、生産力と経済の発展を制約し、経済に長期的な衰退と停滞をもたらした。史料によると、1950年の西蔵の人口は100万人だが、うち90万人には住宅がなかった。当時の拉薩(ラサ)市街区の人口はわずか2万人だが、ホームレスの貧民と乞食は1000人以上に達した。当時民間では「農奴が持ち歩くのは自分の影だけ、後に残すのは自分の足跡だけ」との歌が流行った。 (編集NA)

  「人民網日本語版」2008年5月12日




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