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  更新時間 :2008年07月17日16:43 (北京時間) 文字

人民元の値上がり(1)各通貨に対する不均衡な上昇


  人民元の為替レート改革から3年が過ぎ、人民元対ドルレートはすでに21%以上の上昇を記録した。五輪大会の終了から年末までの間は、人民元の対ドルレート上昇を適切にゆるめる政策が取られる見通しだ。だが業界関係者によると、人民元の値上がりは少なくともまだ1年以上は続くとみられ、値上がりがやむのは1ドル5元台に突入するあたりだという。「中国証券報」が伝えた。

  人民元レートは為替改革からの3年間、各通貨に対する非均衡的な値上がりを続けてきた。人民元対ドルレート仲値は16日、1ドル6.8128元となり、改革前より21.48%上昇した。人民元対ドルレートの値上がりの大きな推進力となっているのはドルの下落だ。統計によると、ドル指数は人民元改革後、20%前後も下落した。香港ドルは米ドルにペッグされているため、人民元の対香港ドルレートも、対ドルレートとほぼ同じ21.76%の値上がりとなった。

  一方、ドル以外の通貨に対する人民元の値上がり幅はずっと小さく、人民元の値下がりとなった通貨もある。16日の人民元対円レート仲値は100円6.5017元で、為替レート改革前から12.48%の値上がりとなった。同日の人民元対ユーロレート仲値は1ユーロ10.8375元で、改革前から7.81%の値下がりとなった。対ポンドレート仲値は1ポンド13.6566元で、人民元対ポンドレート仲値の公表が始まった06年8月1日から8.98%の値上がりとなった。対ドルレートはこの時期、17.03%の上昇を記録している。

  人民元レートの不均衡な値上がりは、実効レートの変動と比べてもはっきりする。国際決済銀行のデータによると、08年6月の人民元名目実効レート指数は102.88で、3年前から9.74%の上昇となった。この数字は、同時期の人民元対ドルレートの値上がり幅20.66%をはるかに下回るものだ。

  市場関係者によると、この不均衡な値上がりの原因となっているのは、人民元レートが仲値による決定方式を取っていること。人民元の対ドルレート仲値は、中国外貨取引センターが銀行間為替市場の各営業日の取引前に、相場の照会と一定の処理を経て導き出す。それに対し、人民元の対ユーロレートや対円レートの仲値は、当日の人民元の対ドルレート仲値と各通貨の午前9時の対ドルレートに基づき、一定の計算を通じて確定される。そのため、国際市場における米ドルの大幅下落は人民元の各主要通貨に対する非均衡な値上がりにつながる。ドルのユーロに対する下げ幅は為替レート改革以来、25%前後に達している。(編集MA)

  「人民網日本語版」2008年7月17日



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