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財務相「公共事業費5%減に」 概算要求基準 【タシケント(ウズベキスタン)=松村愛】額賀財務相は19日、09年度予算の枠組みになる概算要求基準(シーリング)で、公共事業費や防衛費といった政策的経費の削り幅を、07、08年度より最大2%分広げる方針を明らかにした。公共事業費の削減幅は3%から5%に増す。浮いた約3千億円を医師不足や環境対策、技術開発などの「重点化枠」にあてるという。
訪問先のタシケントで同行記者団に話した。22日の経済財政諮問会議で正式に表明し、各省や与党との調整も進めたうえ、29日にシーリングの閣議了解を得る考えだ。 予算を削り込む対象は、各省が裁量的に支出を決められる項目で、社会保障費や人件費、制度的に支出が決まっているものは入らない。08年度は約14兆円を計上している。一方、08年度の重点化枠は500億円だった。 シーリングは、各省庁の予算要求前に財務省が分野ごとに設定する上限額。07、08年度は「骨太の方針06」で定めた歳出削減目標に沿い、前年度に比べ防衛費や国立大運営費・私学助成費を1%減、公共事業費やその他経費は3%減の水準にした。 額賀財務相は今回のシーリングでは、これらの予算をさらに一律2%分削り、公共事業費は5%減、防衛費などは3%減にする考え。必要性の薄れた政策を洗い出し、法律も改廃して進める。タシケントでは「生活者重視や経済活性化につながらない分野は思い切ってカットし、使いみちを例年以上に重点化する。硬直化した予算編成のあり方を変える」と話した。 福田首相は15日に、今回のシーリングで従来通りのペースで歳出削減を続けることと、新しい政策課題に対処するための予算重点化の両立を図るよう、額賀財務相に指示。今回の方針はこれを受けて予算配分を見直し、メリハリをつけるのが狙いだ。 ただ、公共事業費も含めおしなべて削減する方針のため、与党などから反発が強まることも予想される。 「asahi.com」 2008年7月20日 Copyright 2008 Asahi Shimbun 記事の無断転用を禁じます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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