五輪で変貌を遂げた都市・北京(4)破棄された構想


  五輪関連計画・建物の中で、多くの大胆な構想が最終的には破棄された。

  オリンピック中心エリアの計画において、中国都市規画(計画)設計院、北京市規画院、清華都市規画設計院が期せずしていずれも、計画のフィナーレを飾るものとして、超高層ビルの建設を計画した。

  清華設計院の尹稚・院長は当時を振り返り、「その時の計画としては、基本的に北京で最も高い建物を作るというものだった。話し合いの中で、世界で最も高いものを作ろうという話も出た」と語る。この計画は極めて綿密なものだった。清華設計院は、「底は大きな台になっており、下半分は水中に、上半分は水上にあり、地下鉄と繋がった」オフィス兼商業用高層ビルを設計した。

  この高層ビルをツインタワーにするという計画もあり、某メディアはこれを「世界貿易ビル」と名付けた。

  北京市城市規画学会の趙知敬・会長は、「ツインタワー建設はもう少しで着手するところだった。計画がキャンセルとなった原因は極めて簡単だ。2001年に起きた『9.11』事件によって、我々は高層ビルの安全性について再考せざるを得なくなった」と語った。(編集KM)

  「人民網日本語版」2008年8月4日




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