2012年6月15日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:40 Jun 15 2012

【第102回】「ウェブページの著作権」について

 インターネットの普及が、これまでの著作権分野に大きな影響をもたらしているが、現行の「著作権法(2010年改正)」および関連法律文書のいずれにも、“ウェブページの著作権”に関する特殊規定がないのが実状である。現行の著作権法システムの下、“ウェブページ”上に著作権が存在するのかどうか、また仮に著作権があるとする場合、その条件および種類にどのようなものがあるのか、本稿では現行の著作権および司法実務と合わせて、初歩的な分析、要約を行っていきたい。

 「著作権法」の規定について

 ウェブページ上に発表する情報が、作品または著作権法に規定される知能成果の保護に属する場合、著作権法の保護を受けることになる。

 「著作権法(2010年改正)」および「最高人民法院のコンピューターインターネット著作権紛争の審理に提供する法律の若干問題の解釈(法釈[2006]11号)」第二条規定によると、具体的には以下のとおりである。

 まず第一に、媒介とする情報の伝播方式がインターネットで、ウェブページのみが情報のプラットフォームであり、その発表される情報が「著作権法」に規定されるデジタル化した伝統作品である場合、当該作品のデジタル化形式は著作権法の保護を受けることになる。ただし、伝統作品のコピーをデジタル化したもの、独創的な知能活動ではないもの、新たな作品を生産しないものに関しては、新たな著作権が発生しないため、ウェブページ上で発表する情報は依然として伝統作品として著作権法の保護を受けることになる。

 第二に、インターネットの特殊性から、ネット環境下での伝統作品の表現形式について、別の知能成果が産出される可能性がある。ネット環境下では、「著作権法」第三条に列挙される作品範囲には属さないが、文学・芸術および科学分野で独創性があり、有形形式による複製したその他の知能創作成果を生み出すことが可能な場合、人民法院はこれを保護する。

 さらに、著作権法の関連規定に基づき、現在、司法実務では、法定条件に合致するウェブページは総合的編集作品と見なされることが一般的で、これも著作権によって保護される。

 >>【中国法教室】

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古