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【第6回】ダイエット談

 日本の女性がもっとも興味を持つ話題がダイエットなのだという。このダイエット、最近は男性にも人気があるらしい。もし、あなたの身近に日本人がいるなら、ダイエットに興味があるかどうか聞いてみて欲しい。もちろん、「こんな質問をしては失礼」と思えるような、あまりにも太りすぎた方もいるので気をつけなければならないが…。ただ、きっと「見た目が細い!」と思える女性でも、ダイエットに興味を持っている可能性が高いだろう。

 ダイエットは、現代日本人女性にとって、いや、現代日本人にとって、永遠のテーマなのかもしれない。そこで、今日はダイエットをテーマに話を繰り広げてゆきたい。

 ちょっと薬局へいくと、ダイエット食品が山積みにされている。半年ほど前、一時帰国した際に店員さんに話を聞いた。ダイエット食品を食べれば無理なく痩せられるという。それを聞いた私はすぐに3か月分購入した。なぜなら、体の中に固まった油を溶かし、体外に出してくれるというイメージが頭の中ではっきりとできたからだ。

 すでに半年が経ったが、私はどうもダイエットに失敗してしまったようだ。成功率85%と書かれてあったが、私は残りの15%に選ばれてしまったらしい…。

 ダイエット失敗に落ち込んでいた私は、つい最近ダイエットに成功した人からありがたい話を聞かせていただいた。驚いたことに、いちばん良いのはお茶をたくさん飲んで新陳代謝を良くすることなのだという。最近の日本人は、お菓子や食事をしながらジュースを飲んでいるから、体が砂糖漬され、体内には毒素がたまり、太っているというより、「むくんでいる」と言ったほうが適切なのだそうだ。そして、体から毒素を出すのに、お茶がもっとも適しているという。ダイエット食品を一生懸命に食べていた私は、友人のひとりに「痩せたいのに、なぜ食べるの?」と質問をされ、回答に困ってしまった…。

 ダイエットで困るのが「リバウンド」だ。テレビを見ていたら、ダイエットに成功し、45キロも痩せた女性の数年後の写真に驚いた。60キロもリバウンドしてしまったという。きっと私だけでなく、多くの人がその写真を見たとき、「あー、あれじゃあ、意味ないじゃん」とつぶやいたのではないだろうか。

 実は、ダイエットは人生と同じではないかと思っている。メディアではビフォー・アフターがはっきりする劇的な成功をおさめた人たちがクローズアップされることが多いが、大切なのは、成功したあと、理想の姿を維持できるかどうかだろう。

 若い頃は、偉人の成功物語に胸を躍らせた。どん底人生から這い上がる姿は格好いい。自分もそうなりたいと願った。しかし、最近は、どん底人生から並々ならぬ努力を経て頂点に達し、その後天狗になって他人を軽視し始め、ついには再びどん底人生に逆戻りする人の話を聞いたりもする。

 ダイエットのリバウンドの原因は、油断と甘え、怠惰な生活だという。人生のリバウンドの原因もまったく同じであると、私はにらんでいる。だから気をつけたいのは、今うまく行かない仕事がうまく行きだしたとしても、周りにちやほやされ出したしても、「させていただいている」という気持ちを忘れてはいけない。絶対に、「してやってるぞ」という大きな気持ちが生じてきたら危ない。すぐに打ち消すことだ。

 以上が、私のダイエット談だ。

 >>>>中国語訳文

 >>>>笈川幸司先生の紹介

 「人民網日本語版」2012年9月27日

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