ウォン・カーウァイ最新作『一代宗師』が好調発進

 「ブエノスアイレス」(97)「花様年華」(01)などで知られるウォン・カーウァイ(王家衛)監督が構想から17年もの歳月をかけて完成させた新作「一代宗師」(グランドマスター(仮))が8日、中国全国で公開された。

 「一代宗師」は、今なお世界中の人々を魅了する伝説のアクションスター、ブルース・リー(李小龍)の師匠だった「詠春拳」の中国武術家イップ・マン(葉問)の知られざる物語を描いている。

 イップ・マン役には人気俳優のトニー・レオン(梁朝偉)が、八卦掌の継承者の一人娘・宮二役には人気女優のチャン・ツィイー(章子怡)が、八極拳の達人・一線天役には台湾の人気俳優・張震がそれぞれ起用されている。

「一代宗師」香港でワールドプレミア

ウォン・カーウァイ(王家衛)

ウォン監督・作品集

「宗師スタイル」大ブーム





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