政協委員のジャッキー・チェン、関税の高さを指摘
中国全国政治協商会議(政協)委員を務める世界的アクション映画スターのジャッキー・チェンはこのほど取材に対し、中国映画への期待と問題について語った。「中新網」が伝えた。
アン・リー(李安)監督が第85回アカデミー賞で監督賞を受賞したことについて、ジャッキー・チェンは「すごくうれしい」と語り、中国映画に期待することについては「より一層努力していかなければいけない。米国や海外の高い撮影技術を導入し、中国映画界の撮影レベルを上げて行くべき。実は、我々も更なる高い撮影技術を導入すべく試行錯誤しているが、税金が高すぎて、人材集めに影響を及ぼしている」と高すぎる関税を指摘。また「『美しい中国』に対してどんな期待をもっているか。最も美しい中国には何を思い浮かべるか」という質問に対しては、「調和と許容が美しい中国をもたらす」と答えた。(記者MZ)
「人民網日本語版」2013年3月5日