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中国人ピアニスト・朗朗氏、オランダ女王が絶賛「奇跡の手」

 世界最高峰のオーケストラに数えられるオランダの「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」の125周年記念コンサートがこのほど、コンサートホール「コンセルトヘボウ」で開かれ、中国人ピアニストの郎朗(ラン・ラン)氏がゲストとしてピアノ演奏を披露した。会場で演奏を聞いたオランダ女王は「天才的な奇跡の両手を持っている」と絶賛したという。「華西都市報」が伝えた。

 郎朗氏のマネージャー・李さんによると、今回の記念コンサートは、オランダ第6代君主であるべアトリクス・ウィルヘルナ・アルムハルト女王と長男オラニエ公 ウィレム=アレクサンダー・ジョージ皇太子という2人の特別ゲストが招待されていた。これもあって、オランダ国家テレビ局はこのコンサートを全国に中継したという。郎朗氏の演奏は熱烈な拍手によって迎えられ、最後の音符を弾き終わった瞬間には、ベアトリクス女王やウィレム皇太子を含めすべての観客がスタンディングオベーションを行ったという。

 コンサートの終了後、オランダ女王とウィリム王子は自ら舞台裏に訪れ、郎朗氏と対面して会話を楽しんだ。女王は郎朗氏の手を取り、「あなたは天才的な奇跡の両手を持っている!以前は、テレビであなたの演奏をなんども聴いたことがあったが、今回ようやく会場で生の演奏を聴くことができ、本当に奇跡のようだ」と感激して語り、ウィリム・アレキサンダー皇太子は中国語で「ありがとう」と語ったという。

 「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」は3年前、英国の権威ある音楽雑誌「GRAMOPHONE」で「世界3大交響楽団」に選出されたこともある交響楽団。拠点としている世界トップクラスのコンサートホール「コンセルトヘボウ」とともに、10日に125歳の誕生日を迎えた。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年4月16日

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