「世界で最も影響力のある女性」 彭麗媛氏がランクイン
米経済誌フォーブスはこのほど、2013年度「世界で最も影響力のある女性」ランキングを発表した。ドイツのアンゲラ・メルケル首相が3年連続でトップの座をキープした。中国からは、ファーストレディ彭麗媛氏など9人がランクインした。22日付英デイリー・メール紙の報道を引用して京華時報が伝えた。
ランキング2位は、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領、3位はマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の夫人で「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を夫とともに創立したメリンダ・ゲイツ氏。2010年にトップの座に立った米国のファーストレディ、ミッシェル・オバマ氏は、2012年は2位、今回は4位に後退した。5位は、米国のヒラリー・クリントン元国務長官。英エリザベス女王は12ランク下がって40位。英国女性でランクインしたもう一人の女性は、女流作家J・K・ローリング氏(93位)だった。
中国の女性でランクインしたのは、習近平・国家主席夫人の彭麗媛、スマートフォンメーカー宏達国際電子(HTC)創業者の王雪紅、重慶龍湖地産(不動産)発展董事長の呉亜軍、SOHO中国のCEO・創業者の張欣、世界保健機関(WHO)事務局長のマーガレット・チャン、華為技術董事長の孫亜芳、李嘉誠基金会董事の周凱旋、百度CFOのジェニファー・リー、サンメディア(陽光媒体)投資主席の楊瀾の各氏。
フォーブス誌によると、今年ランクインした女性はいずれも、政治・ビジネス・メディア・ヒューマニズム・エンタテイメント・科学技術など各分野の代表的人物であり、資金・メディア露出頻度・影響力などを含む莫大な財産やバックグラウンドを掌握している人達だ。エンタテイメント業界からは、米国の歌手ビヨンセ・ジゼル・ノウルズ、映画女優のアンジェリーナ・ジョリー、レディー・ガガらが入選した。
ランクインした100人の出身国は計26か国、ツイッターには計1億5300万人のフォロワーがいる。うち16人が、自ら設立した会社を持っている。韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領ら15人が初めてランクインした。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月24日