日本ザック監督、母国イタリアと対戦 コンフェデ杯
2013年FIFAコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)グループAの第2戦イタリア対日本戦が北京時間20日午前6時(日本時間同7時)からブラジル・レシフェで行われる。連勝してグループリーグ突破を確定させたいイタリアに対し、日本も最後の望みをつなげたいところだ。両チームにとって負けられない試合となる。「揚子晩報」が伝えた。
■グループリーグ突破をかけた重要な試合
イタリアは初戦でメキシコを撃破し、日本はブラジルに敗退した。両チームにとって、この試合が今大会での運命を決める重要な試合となる。もしイタリアが日本を破れば、2試合連勝となり、ほぼ準決勝進出への切符を手にすることになる。日本はまったく逆の立場で、この試合でイタリアに一矢報えなければ、早くもグループリーグ敗退の可能性が出てくる。同日、先に行われる同グループのブラジル対メキシコ戦でブラジルが勝利し、イタリアも日本を下せば、この両チームの準決勝進出が決まる。
■ザッケロー二の反撃
日本チームを指揮するザッケローニ監督はイタリア人であり、そのためイタリアサッカーの真髄を知り尽くしている。ザッケローニ監督の指揮の下、日本チームの守備は大きな進歩を遂げ、全体的な攻撃と守備も以前と比べさらに成熟した。日本のメディアはこの試合をザッケローニが反撃を見せる戦いになると見ており、ザッケローニ監督の指揮により日本の侍たちが監督の母国のイタリアチームを撃破して勝利をもたらすかどうかが非常に注目されている。ザッケローニと「同胞」のイタリア人であるプランデッリ監督は当然イタリア人として恥はかけない。両チームにとって、この試合は面子をかけた死にものぐるいの戦いとなることが必至だ。
■バロテリVS香川
メキシコ戦で見せたバロテリのパフォーマンスは素晴らしく、最終的にバロテリのゴールがこの日の戦局を決めた。これに対し、ブラジル戦での香川真司はなす術もなく、日本は敗退を余儀なくされた。1人は傲慢で不遜、もう1人は控えめで謙虚。まるで異なる性格を持つ2人がいったいどのような火花を散らすことになるのか期待が高まる。また、バロテリはメキシコ戦で得点後にユニホームを脱いで喜びを表したため、不必要なイエローカードを受けた。バロテリはこの件について、2枚のイエローカードを受けたら試合に出られなくなることを知らなかったと釈明している。もし、準決勝進出が決まったら、バロテリは自分がした約束を忘れてまたユニフォームを脱ぐのか?これもまた、この試合の見どころの一つだ。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年6月19日