李安監督がボクシング映画撮影か
第85回アカデミー賞で作品「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で2回目の最優秀監督賞を受賞した中国人監督である李安(アン・リー)監督が、次の映画の構想を練り始めた。米ユニバーサル・スタジオが投資してボクシングの3D映画を撮影する計画だが、李安監督が監督兼プロデューサーとして参加する見通しだという。李安監督は「ライフ・オブ・パイ」に続き再び3D映画を撮影することになる。映画の作品名はまだ未定だが、外国メディアの報道によると、スリリングなボクシング映画となる予定だ。広州日報が伝えた。
映画「フロスト×ニクソン」や「ラッシュ」を手がけた脚本家ピーター・モーガンが脚本を担当。映画の時代背景は1960年代から70年代にかけてで、ボクシング界での歴史的、代表的な試合についてとりあげ、モハメッド・アリの試合も含まれるという。制作サイドはまだ作品の俳優を発表していないが、李安監督の参加は嬉しいニュースであることは間違いない。
映画は今年下半期に準備を行い、2015年に北米で公開される予定だ。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月13日